試合消滅 | GOD SAVE THE KNUCKLE!

試合消滅

 自分は子どもの頃、「デビルマン」や「フランダースの犬」の最終回をを見て、「こりゃひどい、なんて結末なんだ。この世は神も仏もないんじゃないか。世の中、ろくなもんじゃないだろう」なんて飛躍した考えを抱きました。

そういったことも関係して、自分はかなり用心深く、猜疑心たっぷりな、けっこう立派に悪い人間に育ったんですが、それでも、自分が現在、身を置いている業界に対してはかなりうんざりしてしまいます。

 おい、この業界の契約の精神に対する意識は、縄文時代以下だぞ、と。


 自分がこの業界で、世間一般に通用する、しっかりとした常識を持ち込んでも、「なんだ、あいつは。中学生みたいな青臭い正論を吐いてやがるぜ」みたいなことを言われるのがオチでしてねえ。

はっはっは。青臭い、か。キナ臭い奴らよりはマシだけどな。



 さて、話は変わりますが(笑)、3月18日の自分が出場予定だった試合が中止となりました。

こうなってしまった理由や経過を詳しく書くことはさすがにできませんが、出場予定だった両選手の怪我などが原因ではありません。

まあ、とんでもない話なんですが、とにかく、残念なことに中止となってしまいました。


 期待していてくださったみなさん、試合を観戦するつもりで、楽しみにしていてくださったみなさん、いろいろと迷惑をかけてしまった派遣会社のみなさん、職場のみなさん、本当に申し訳ありません。

本来なら、責任を持って謝らなくてはいけない人たちが何人かいるんですが、その人たちに代わって、自分がお詫び申し上げます。



 自分は、さすがに今回の件で、元々持っているボクシング界に対する嫌気が大幅に増しましたが、ボクシングという競技に対して借りがあるので、(まあ、貸しもあるんですが)まだまだ選手生活を続けていくつもりです。

それに今回、自分の力になってくれる人たちがたくさんいることを再認識したのも大きいです。みんなを喜ばせたい、という気持を持ち続けることもモチベーションの一部ですので。

(ほんとにみんな、凄いですよ。こんな自分のために。)


 またいつかチャンスが来ると思うので、その時はまた、よろしくお願いします。