ご飯と味噌汁と焼き魚 | GOD SAVE THE KNUCKLE!

ご飯と味噌汁と焼き魚

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矢沢永吉さんが、かつてこんなことを言っていました。
「オレは今、唸るように金がある。何でも手に入る。でも、デビュー前の貧乏してた時に食べたアンパンの味はもう手に入らない」


うちのジムに1月31日にデビューする山田君という選手がいます。

彼は今、練習の追い込みで疲労もピーク、減量も一番きつい時期だと思います。
そんな彼が、練習後、自分のところにやってきてこんな話をしてきました。

「僕、ずいぶん前から減量始めたんですけど、だいぶ順調に落とせてきたんで、一食だけしっかり食べようと思って、おじいちゃん家に行ったんです。そしたら、おじいちゃんがご飯と味噌汁と焼き魚出してくれたんですけど、それがもう、この世のものとは思えないほど美味しくて、びっくりしました。すごい幸せな気持ちになっちゃって。なんだか食べ物のありがたみがわかりますね。価値観変わりました」


自分もかつて、彼と同じ感覚を味わいました。
デビュー戦の減量中(今までのキャリアで一番きつかったです)に食べたおにぎり、計量の後に食べたお粥、デビュー戦に勝利した後に実家で飲んだ味噌汁の味は死んでも忘れないと思います。

なぜ、あの食事があんなに美味かったのか。それは、減量をしていたこともあるでしょうが、やはり、プロボクシングというものが、「死」と隣合わせの競技であることが大きいと思います。
「もしかしたら、自分は試合で死ぬのかもしれない。生きて帰ってきて、また食べたい」と思いながら食べる食事。
「生きて、勝って帰ってきた」と実感しながら食べる食事。これは当然、お金では買えないものです。

自分は、ジムの同僚である山田君が、自分と同じ感覚、同じ味を知ってくれたこと、そして、そのことを笑顔で報告してくれたことが本当に嬉しく、不覚にも泣きそうになってしまいました。(涙腺の蛇口がぶっ壊れてるもんでね)


山田君。
オレにこんな素敵な思いをさせてくれた君に、お礼として、↑の画像をプレゼントしよう。

これは、オレが着替えようとズボンを脱いだとき、パーカーの下からTシャツが長めに飛び出ていて、それがまるでミニスカートのようにかわいい感じだったことから、思わず撮影した秘蔵画像だ。

疲労がたまって苦しい時期は、この画像を見て乗り越えてくれ!
1日3回は見てね!