キン肉マン世代の魂
そこのジムの会長さんはとても素晴らしい方で、単に出稽古に来ただけである私の過去の戦歴などを丁寧に調べてくださっていました。
その会長さんが、自分に向かってこんなことをおっしゃってました。
「高橋君さ、何でA級に上がるまで順調に連戦連勝だったのに、その後いきなりランキングの常連みたいな強い奴らとばっかりやるようにしてるの?そこそこの相手を選んで、大事に大事に試合こなしていけばいいのに」
会長さんはおそらく、段階を踏んで着実に実力をつけていくのが堅実なやり方だ、とおっしゃりたかったのでしょう。(または連敗している自分へのフォロー?)
正直言うと自分は、「あー、そんなもんかな。そういうやり方もあるのかな。ちょっと、相手を選んでみようかな」なんてことをちょっと考えていました。
しかし、今日のレスリング天皇杯、大学時代の友人である同い年の土田君の戦いぶりを見て、そんな自分のセコイ考え方が恥ずかしく思えてきました。
彼は今回、あえて強い相手に挑むために、階級を上げて群雄割拠の激戦区に挑戦し、そして今日、熱い試合を見せてくれました。
今回、土田君は残念ながら武運つたなく敗れてしまいましたが、自分の心に響く何かを残してくれたのは言うまでもありません。
やはり男たるもの、強い奴らに挑みつづけなければ。
とにかく、今日は観に行って良かったです。もちろん、また行きます。
キン肉マンを見て育った世代の格闘家はやはり熱い。
※おまけ話
表彰式のプレゼンター(?)に横綱白鵬関がいらしてました。
自分は、アスリート特有の極端な視野の狭さが魅力な朝青龍関派なのですが、ボーっとしているところに、いきなり目の前に横綱が現れたので、思わず写真を撮ってしまいました。(横綱、すみません。ミーハーなもんで)
それにしても、決勝戦まで全部見たので、神経が磨り減りました。
だって、天皇杯に出てくるレスラーなんて、全員、動物に例えればライオンみたいなもんなんですから。
ライオン対ライオンの決闘をぶっ続けで何試合も見たら、自分みたいなインパラタイプはたまりません。
