格闘技界、虎の穴
明日は、久しぶりに西新井へ合同練習に行ってきます。虎の穴へ。
合同を仕切っているトレーナーでもあるキャプテン(船長)の方に、メールで、「明日、参加してもいいでしょうか?」と聞くと、「もちろん!楽しみに待ってるよ!」とのお返事をいただきました。
「楽しみに待ってる」というフレーズが自分の中の恐怖心と緊張感と闘争心を喚起させました。たぶん、おれを豪腕パンチで悶絶させようとしてわくわくしているのだなと。
ちなみに、メンバーのほとんどはキャプテンに悶絶させられています。
今更ながら感じることですが、こうやって一緒に練習をさせてもらえるのはありがたいことです。
格闘技界の一筋縄ではいかない男達が、強くなるために同じ時間に同じ場所に集まって、「よし、やろうぜ」と切磋琢磨するわけです。
自分は、約2年半前、以前、所属していたジムを理解しがたい理由(というか、あれは理由にもなってないぞ)で辞めなくてはならず、移籍先が見つかるまで、練習場所がまったくない状態でした。
要するに、ジムを経営する人間が「あいつ、気に食わないからボクシングできなくしてやれ」と考えたら、実際にそうなってしまいかねないのです。この世界は。
奥歯にナカヤが挟まったような言い方ですが、とにかく、プロ選手である自分にとって、練習場所や練習相手がいないというのは、かなり致命的でした。
仕方なく、工場の仕事が終わった後、ロードワークをし、1人公園に行き、電灯の下でシャドーなどをやっておったわけですが、自分はあのころのことを死ぬまで忘れないと思います。
しかし、リング外で戦った甲斐もあって、現在は所属するジムがとりあえずあり、いつでも練習ができ、明日行われるような合同練習などにも参加できるようになりました。
これほど幸せなことはありません。なので、明日も精一杯やってきます。
※オシム監督が意識を回復されたようで、ジョークも交えながら会話をしたようですね。本当に良かったです。良かった良かった。