朝青龍問題と高校野球 | GOD SAVE THE KNUCKLE!

朝青龍問題と高校野球

 「朝青龍問題」と書きましたが、要するに「相撲協会問題」ですね。これは。

このことについて、msnビデオという動画サイトで、作家の村上龍氏がおもしろい発言をしています。↓みなさんもご覧になってみてください。的を射すぎていて、相撲協会にとっては、耳が痛いでしょうね。

http://jp.video.msn.com/v/ja-jp/v.htm?g=d314a5be-a32d-4017-a79b-17dd62b4335d&t=m110&f=40/98&p=Source_JAJP_griorvr&fg =


 何か問題が起こって、個人に対して団体が処分を下すとき、結局、一番得をするのは既得権益を持ったおじさん達なのですよね。

一場所休場じゃなくて、二場所にしたのは、「私達はこれだけ、この出来事を厳粛に受け止めているわけであります」みたいなアピールを外に向けてアピールしているわけで。

自分達の体裁を保つために、一場所多く、横綱に謹慎させているわけです。

うーん、大人って汚い。こいつらは絶対、財布拾っても届けたりしないだろうな。根が腐ってるから。(←おお)


 高校野球でよくある、不祥事による連帯責任@チーム全体の出場停止にしてもそうです。

・一番損をするのは、選手達とその家族で、一番得をするのは処分を下した理事長、校長先生、野球部長、監督、高野連。大人達は安全圏で永住。

・処分をした側が「得をしている」というのは、なかなか気がつきにくいかもしれないですね。

・本来、何か不祥事があったら真っ先に責任とって辞表を出すのは、指導者の側でしょう。

・そして、その理事長、校長先生の潔さに、みんなは拍手喝采。退職金なんてもらえなくていいんだと。

・進学を控えている子供達も、「父よ、あなたは偉かった。立派だった」・・・って、こんなのは童話の世界ですかね。



 話は逸れますが、高校野球で選手が審判にクレームをつけることに対して、おじさん世代の関係者や識者やらが、さかんに目くじらたててるようですね。


バカバカしいことです。

自分に言わせれば、審判にクレームをつけるのは、高校生だからこそやるべきで、高校生だからこそやってしまうことです。

↓自分の考えとしては、

・高校生活のほぼすべてを野球に賭けてきた、まだ精神的にも未熟で、過剰なまでに感情が昂ぶる性質を持ったニキビ顔の選手達が、身もふたもない一発勝負のノックアウト方式のトーナメントで戦っているんだから、勝負にこだわるあまり、審判にクレームをつけてしまうのは当然の成り行き。

・それに、どんな立場の人間にも意見をはっきりと言うことのできる、自立した人間を育てる意味でも、審判へのクレームを許容するのが教育ってものじゃないか。

・オレは、奴隷根性丸出しの高校野球なんてみたくないぞ。



話は、横綱朝青龍関のことに戻りまして。

自分がこの問題において、一つ嫌悪している部分は、世の中のフニャチン男性達(特にTVに出てくる連中)がこぞって横綱をこきおろしていることです。


・「よしゃー、言ってやれ、言ってやれ。いい気味だ」

「気持ちが弱いんだよ~。だいたい、心技体すべて揃ってなきゃ、横綱とは言えないんだよな」式で。何様のつもりだ。

・おい、ちょっと待てと。いくらなんでも、おまえらが言うことはないぞ、と自分は思うわけです。

・横綱はいくらなんでもおまえらよりは男だぞ、と。

・格闘家という人種は、攻撃の対象になりやすいようです。

・要するに、世の生命力の弱いオス達にとって、嫉妬の対象なのですね。

・なぜなら、格闘家は1対1で、己の力だけを信じて戦うことのできる人達だからです。(リングの上という限られた空間とはいえ)

・世の男性達で、これが実践できている人はどれだけいるでしょうか?

・自分ひとりでは何もできなかったり、集団になると急に強気になって個人を攻撃する男たちはけっこういるのでは。

・そういう奴らが、偉そうに横綱を口撃すると。

・1対1で戦えない男達にとって、格闘家が堕ちていく様は痛快なんだろうな、と思います。


・なんということだ。

・ひどい世の中だ。

・寝よう。




※余談ですが、女性のみなさん、みなさんの彼氏、または旦那さんになる人がどういう男か見極めるには、格闘家というフィルターを通して見てみるといいかもしれません。

・格闘家に対して、羨望、尊敬の念を抱くか、嫉妬の感情を抱くかによって、その男の器はわかるかもしれませんので。

・嫉妬は嫉妬で、前向きなエネルギーにドライブさせればいいのですが。