ぬか床に夢中 Hayaの手仕事〇〇さんの著書に家で「ぬか漬けを作って食べるときはぬかを洗い落とさずにぬかがついたまま食べるのが好い」とあった。我が意を得たりとばかり、ずっと躊躇していたマンション暮らしでのぬか床づくりが始まった。
性に合っていた。毎晩夕食準備の最後にぬか床が流しの上仁運ばれてきて今宵のぬか漬けが姿を表し、床にぶにゅと差し込まれた右手がぬかをかき混ぜる。儀式だ。最初のひとかきでフワーっとぬかの香りが漂い、健康状態を伝えてくれる。
ほど良い酸味に甘さと塩味。ゆっくりと丁寧にかき混ぜるHaya さんの手が床の菌ちゃんたちのアンサンブルを奏でる。それくらいちょっと神聖。私の手を入れて新しい菌を侵入させることは罷りならぬ行為と知る。
今日は10回ほど混ぜて、新しい野菜が投入された。かぶときゅうりとにんじんだ。表面を均して最後、上に切り干し大根を少なめひと握り置く。
これが床に溜まる野菜からの水分を吸ってくれ、切り干し大根自体も美味しくなるのである。
美味しくなる秘訣は日々発見しているようで、ぬか床愛が、菌ちゃん愛がこれまた発酵、醸造中。