中学2年生のころ学校のイベントで2泊3日のスキー合宿に行きました。


他の学校はどうだか知りませんが、うちの学校のスキー合宿ではうまい人から初心者の人まで5段階に分けてスキーをしました。


僕はちょっとスキーには毎年行っていたので他の子に比べると結構うまいほうの部類でした。


だから一番上のクラスに所属することになり、ゲレンデの下の方で練習している人たちの横をヒュンヒュン滑っていってその時点で気分がよくなっていました。


そしてその夜、室内で学年全員が集まってオリエンテーションみたいなものが開催されました。


事前に、何か催し物をやりたい人は申し込んでおくものでした。


中2と言ったら僕のテンションのピーク時だったので、僕は3つの催し物に参加することにしました。


1つはダンスです。


「恋愛レボリューション」に合わせて踊りました。


事前に必死に練習していたのもあってか、オーディエンスは盛り上がりました。


そして2つ目はバンドです。


僕はギターで、GLAYの「BELOVED」を演奏しました。


これもなかなか好評で、僕はさらに気分がよくなってきました。


よし!3つ目もイケるっ!


そう思ってやった3つ目は当時はやっていたボイスパーカッション。


いわゆるボイパです。


僕はバスのパートで、RAG FAIRの曲をやりました。


そんなクォリティをあげることはできなかったですが、流行ってるしこの暖まった空気だから盛り上がるのは間違いありませんでした。


そして始めました。




会場は静かに僕らを見つめていました。


そして僕らは気づきました。


これは聴き入っている静けさではない…




すべってる静けさだ…




しかも真剣にやっちゃってるから、会場も笑うに笑えない…




男5人で1つのマイクに向かってかみ合ってないボイパをしている。


しかも自信がないからボソボソ唄ってる。


どこに勝算があったのか…


今考えると不思議です。


ものすごい空気の中でしたが、途中でやめるわけにもいかず全員でヤバい表情で汗をダラダラ流しながらやりきりました。




その後見ていた友達にダンスとバンドは誉めたり感想を言われましたが、誰もボイパについてはふれようとしませんでした。




あれ以来僕は落ち着きました…