ブレーキホースの取り回しを変更しました!!
因みに以前はこんな感じでした。

マスターからホースが1本、途中で分岐して両キャリパーにそれぞれ1本づつホースを使用し計3本のホースを使う通称トライピースという取り回しでした。
変更後

マスターから右側のキャリパーに1本、右側のキャリパーから左側のキャリパーに1本の計2本のホースを使用するバイピースという取り回しに変更です。
トライピースには意外と欠点が多いので、更なるブレーキタッチの改善の為にバイピースに変更しました。
トライピースの欠点について
ここから退屈な話が長くなります(笑)
Fフォークは、ブレーキングや加速等で伸びたり縮んだりするので、ブレーキホースはフォークの全長分の「ゆとり」が必要です。また、サスが縮む際、ホースがたわみ、フォークの動きを阻害してしまうのです。
トライピースはバネ上からバネ下まで2本のホースが配置されます。その2本にある程度の長さを必要とし、更にはフォークの作動を邪魔してしまいます。
一方のバイピースは、1本が両キャリパー間(バネした同士)で完結する為、ここには余剰な長さを必要とせず、最低限の距離でホースを取り回すことが出来、サスが動く分の余分な長さを必要とするホースが1本で済み、ホースがフォークの動きに影響するのを最小限に留めてくれます。
一方で、バイピースにも欠点があります。
転倒時にホイールがホースを巻き込み破損する可能性が高い事です。
これを理由に、MFJのレギュレーションではホースの分岐はアンダーブラケットより上。と決められています。
因みに、現在のレースシーンでは、トライピースでもフォークの動きに影響を与えないように、フォークの前方から縫うようにホースを取り回すのが主流になっています。

motoGPの車両もほとんどこの取り回しですね~
でもこの取り回し、長さの面では不利な気がします…
最後に、それぞれの取り回し方法によるメリットデメリットをまとめます。
バイピース(マスターから2本出てるタイプ)
メリット
・コストパフォーマンスが良い
・取り回しが簡単
デメリット
・ホースの総体積が大きい(タッチが悪くなる)
・フォークの作動に与える影響が大きい
・ハンドルやマスターを変更した際に2本ともホースを買い直す必要がある
トライピース(Y字、3本タイプ)
メリット
・ホースの体積が上記のバイピースに比べ少ない
・ハンドルやマスターを変更する際に買い直すホースが1本で済む
デメリット
・取り回しが大変
・コストパフォーマンスが悪い
・フォークの作動に与える影響が大きい
バイピース(h字、上で説明した2本の取り回し)
メリット
・ホースの体積を最も少なくできる
・コストパフォーマンスが良い
・ハンドルやマスターを変更する際に買い直すホースが1本で済む
・フォークの作動に与える影響が少ない
デメリット
・転倒時、破損の危険性が最も高い

















