英語はまず日本語で考えろ！＠本城武則

いつまでたっても英語を話せるようにならない

英語はまず日本語で考えろ!/ディスカヴァー・トゥエンティワン: ￥1,260; Amazon.co.jp

個人的に、英語の話は遠ざけていました
だって、何から手をつけていいのか分からないんですものぉ～
英会話って、チャレンジしてみようといろいろ試みても
その先にアウトプット、つまりは海外に転勤するなど
なんてことがなければ
この忙しい毎日の中で

なかなか英語を身につけようと思えない
そんなジャンルのひとつが英語だったりするのではないでしょうか

楽天やユニクロなどの企業が社内公用語を英語にすると話題になり
それに対しての賛否両論など様々な議論がされていましたが
基本的に日本語とは性質の違うものだし

日本の社会で生きていくには

まだ日本語だけでコミュニケーションに問題がないわけで
なかなかもって英語をマスターしようと思う気分にもならない
そんな感じの方も多いのではないかと思うのです

TOEFLやTOEIC、英検など資格試験もありますが

それらで高得点を取ったところで英会話が

スムーズにできるようになるのか
そのあたりも疑問符がつくところであります

英語に苦手意識、それはあなたのせいじゃない

言われてみればなるほどと思うのが、英語は英語で話すこと

このことに固執しすぎているのではないか
それが英語を苦手にしているひとつの要因だろうと
タイトルにもあるとおり、英語だって日本語だって言語であり
コミュニケーションをとる重要な言葉であるわけですから
英語か日本語か、コミュニケーションを取るときに
どの言語をつかうかが大事ではなく、どんな風にコミュニケーションを
取っていくのかのほうがよっぽど注力すべきであると思うのです

若いころ、異性を見た目で判断することが多かったのが
だんだんと歳を重ねるにつれてその人の中身を見るようになって
いわゆる人間力を重視するように、言語も英語を的確に覚えるか
ちゃんと話せるかが大事というより、文法がめちゃくちゃでも
ジェスチャーがオーバーでも、何でもいいから通じればいい
そう、相手と通じ合うことが一番重要なことであるということなんです