- アベノミクスの不都合な真実 インフレ救国論の罠、デフレ悪玉論の嘘 (単行本)/角川書店
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参議院選挙では与党圧勝インフレを起こそうとするアベノミクスが
現段階では信任されたといってもいいのではないかと思われます
物価上昇により景気回復、賃金も上昇、生活も豊かになる
そんなシナリオが進めばいいのですが、そこに待った
経済・資産運用の専門家が語るアベノミクスの危険性
インフレが危ないその根拠とは
かなり興味深く拝読をさせていただきました
経済のこと、学校で習っていないせいか疎い人も多いですよね
私もその一人だったりしますが、いろんなこと言う人がいて
どれが正しいのかどうしたらいいのかなかなかイメージしにくい
そんな感覚があり、訳が分からないからとそのままになってしまっている
お金のことってすごく大事だからいつも気にしていないといけないのに
なぜか後回しになってしまっているなんて
こともあるのではないかと感じます
お金のことを考えたくないなんてお思いの方もいるかもしれませんが
いやいやいや、未来のことを思うとそんな無責任なことは言っていられない
次世代を担う子どもたちに負担ばかりを押し付けるのはいかがなものか
選挙にいかない人が4割~5割もいる我が国日本において
きちんと考えて欲しいそんなテーマが経済
だったりするだろうと考えます
アベノミクス、まぁ造語ですが3つの柱があります
大胆な金融政策
機動的な財政政策
民間投資を喚起する成長戦略
いわゆる「三本の矢」と呼ばれるものですよね
「大胆な金融政策」で有名なのが、何ていったって「2%のインフレ目標」
この前提として、今まではデフレだったから豊かではなかったんだと
そういう仮説があるわけで、だったら逆にインフレにすればいいじゃないかと
経済が活性化するじゃないかと言うわけであります
昨年末に安倍政権となり、日経平均株価も上昇したり
円安への誘導され日銀総裁が3月に交代になってからは
ますます絶好調
銀座のネオン街も復活したとか何とか耳にしましたから
今のところ、アベノミクスは上手くいっているということだと思います
ただね、これからも、上手くいくかはどうでしょう
よく親に言われました、上手い話の裏には何かあるって
アベノミクスに関しても、同じことがあるんじゃないかって勘ぐるのは
まぁ、私だけではない気もします
そんなに世の中、上手い話ばかりではないですからね
そのあたりをこの本では述べられていて、アベノミクスの危険性を
取り上げていただいているというわけです
よくよく考えると、デフレが悪いと決め付けるのはいかがなものでしょう
だって、円安になるから輸出産業はいいでしょうが
輸入産業はもろに打撃を受けます
特に、大問題になっているエネルギー、つまりは原油に関しては
どんどんと高値になってしまっていて、ついには日本の経常収支が赤字となる
そんな事態になってしまっている現状があるわけです
「2%のインフレ目標」って、2%のインフレになったら
私たちは豊かになれるのでしょうか
アベノミクスで恩恵を受けるのは大企業と富浴層だとよく言われます
いいですよね、金持ちばっかりって妬んでいたら、大多数の私みたいな庶民は
アベノミクスによって不幸になる
えっ、まじでそれは人事ではないんじゃない
アメリカはインフレによって経済格差ができました
要するにお金持ちもできたけど、貧乏人も増えたということ
アベノミクスを実行していくと、このアメリカと同じようなことが起こると
警鐘を鳴らすのが本著の役目だったりすると思います
日本だって小泉改革のあと、派遣切りとか社会問題となりましたからね
それがまた再発してしまうのではないかと言うわけであります
デフレは不況の原因ではなく結果であり
成長産業を育ててこなかった
日銀にも責任があると、そういうことなんだろうと思います
成長ってすぐに結果が出るもんじゃないから、短期的手っ取り早くと
そう考えて政策を打ちまくっていたからか、成長戦略が後回しとなり
結果として世界から取り残される羽目となりました
慌てることはないんですよね、本当は
でも、国の借金が1000兆円を超え
国債を毎年発行しないと予算が組めない
今の日本において、今後どうするのか貿易赤字を出している国の国債が
いつまでも信頼してもらえるとも思えないし
全くもって人事ではありません
デフレでいいじゃん
この主張を一度受け入れてみると、また違った視点で物事を考えることが
できるのではないかと、読んでいていろいろ考えさせられました
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2013年 大暴落後の日本経済
これから世界で起こること 正しく時代を読むためのヒント
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英王室が22日、 王位継承順位2位 のウィリアム王子の妻、キャサリン 妃が4時24分に第1子となる ..........≪続きを読む≫ いやいやいや、何はともあれ喜ばしいニュースですね
ホント、可愛らしい感じでした
子どもができると、親になると、変わりますもんね
特に、女性は
将来のためにも、子どものためにも、ひとりひとりができることを
次世代に負担を押し付けることはしたくないですね
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