お金に換算できない価値が眠るところ
- 里山資本主義 日本経済は「安心の原理」で動く (角川oneテーマ21)/角川書店
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何ていったって『デフレの正体
』が衝撃的でした
賛否両論、いろんなことを言う人がいましたが、少子化、人口減少
あまりいいことはなさそうではないかと思わせてくれるには
充分な内容だったのではないかと感じるわけです
今の社会は、なんだかんだ右肩上がりを前提に作られた仕組みで
社会が動いている気がします
抜本的にやり方を変えねばならないときに、前例をぶっ壊して
新しい取り組みをしていかねばならないときに、
まぁ、相変わらず会社員である私もそんな一人なのかもしれません
NHK広島局取材班と著者が取り組んで
NHKエコチャンネルでも
里山資本主義、これからの暮らし方、
マネー主義に対し一石を投じる
そんなきっかけを読者である私たちに投げかけてくれるような
そんな興味深い内容で、読みごたえのある一冊でした
よくよく考えてみると、いくらコンビニが発達したからって
食料自給率は世界各国に比べると
日本はかなり低いと言われていま
ずっと平和なら飢饉なんてなければいいのでしょうが
特に都市部に住んでいる方々は、本当に食べ物に苦しんでしまう
そんなもろさを持っているのが、今の日本ではないかと感じます
3.11のときも、
防災訓練をしていた方であっても、
多くなかったのではないかとも思うわけです
お札がいくらあっても、
そんな時に備える、
都心の暮らしに慣れている方には、胸にズキンときそうです
里山資本主義、今ある環境がすべてではない
日本には四季折々、いろんな顔を持っているところがいいところ
都市もあるけど、情緒溢れる箇所もたくさん存在します
そこには、マネー経済なんてどこ吹く風、
いつでも新鮮なものを口にすることができる
インターネット全盛の時代となって、
もしそうだとしたならば、
改めて気づかされるわけであります
私も含めて、日々目まぐるしい感じで時間が過ぎている中で
ゆったりとした時間、季節を感じながら生きる、
そんな方法もありだとグローバル化が進んできている中でも、
こんなゆとりある生活を送ることができる
その可能性を日本という国の中で持つことは可能なんだということ
周りに左右されずに心豊かに生きることを選択することもありえる
それに気づいたとき、新たな選択肢を持つことの喜び、
今という縛りからの解放
まだまだできることがあるんだと、そんなことを感じました
日本全体だって、
むしろ、エネルギーの地産地消が日本を救うこともできる
面白い考え方だと、
そんなことを感じながら読み進めていきました
木くずや間伐材を加工したペレットによる
バイオマス発電とか、
ピピッとボタンひとつでお湯が沸くのもいいけど
まぁ、
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新社会人はスマホ検索、バブル世代はPC検索 - 世代間スマホ利用実態調査
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なははは、こんなところでも世代間で違うんですね
私もパソコンで検索かなぁ~
スマートフォンだと、画面が小さいし
でも、いつでもどこでもインターネットがつながっていれば
検索することができるのは、便利ですよね
でも、歩きスマホには気をつけないと
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