売ってくるように命じられた
どうやって売ればいい
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ロジカル・シンキングという言葉をご存じでしょうか
まぁ、ビジネスの現場ではよく使われている言葉で
簡単に言うと、理路整然とした考え方、論理的思考
プレゼンの場ですとか、納得していただく際に使われるような
そんなイメージがあります
決まったレールを元に、ちゃんとはずれていないかと
まぁ、イメージとしてはそんな感じでしょうか
MECEなどのように、モレなくダブリなくであれば何でも上手くいく
真面目な方であればそう思うのも無理ないのですが、世の中というのは
そんな論理的なことばかりで構成されているものなのでしょうか
それだけだったら苦労なんてしないよってところが
本音の部分で聞かれるような気がしてなりません
ロジカル・シンキングが、ある思考を掘り下げるイメージがありますが
今回のラテラル・シンキングは、ある思考を水平展開する感じ
ロジカル・シンキングが「なぜなぜなぜなぜなぜ」という感じなら
ラテラル・シンキングは「あっちで使えないかこっちならどうか」てな感じ
ただ、その「あっち・こっち」がなかなか難しいというところが
このラテラル・シンキングのポイントであって、この本で学んでしまおう
そんな感じの内容だったかと思います
ビジネス小説という形式を取っている時点で、ラテラル・シンキングが
いかに難しいのかということを物語っている気がしますが
ラテラル・シンキングを身につけると、閉塞感たっぷりで
打開策が見出せないときには
とっても役に立つ思考法というわけであります
【発想のパターン】
1.代替:違う用途に使う
2.大小:大きさや重さを変える
3.再利用:いらなくなったものを、もう一度使う
4.結合:違う性質のものを組み合わせる
5.逆転:価値や発想をひっくり返して考える
仕事をしているときや、アイデアを捻出しなくてはならないときなど
もうこれ以上は無理だよ~、なんて弱気になることがあると思います
または、この本みたいにトラブルになったときにどう回避をするか
教科書通りの対応ではなかなか脱出することは難しく
その際に、今までにない発想で乗り切ることが求められるわけであります
頭の中では脳みそがクラッシュするような、そんな感覚になりますが
そんな時に、著書でいう上記5つのパターンを思い浮かべて
そのケースにおいて適切なものを選択し考えてみると
今まで思いつかなかったような方法を
生み出すことができる
ラテラル・シンキングとはまさにそんな思考法なのです
何でもできる魔法とかではないですが、
このツールを知っているか否かで
かなりビジネスの方向性は変わってくると感じます
機能をつければいいんだとガラパゴス化していった携帯電話をはじめとして
日本の家電製品は、ラテラル・シンキングを行ってこなかったと
言われても仕方のないことなのかもしれません
スマートフォンだって、10年前にはその存在を知る人は少なかったはず
今後10年を予測できる人なんかはいないのではないか
そう考えると、この先の勝負を左右するのはアイデアではないだろうか
そのアイデアとは今までになかったものを創造すること
今あるものを掘り下げるロジカル・シンキングだけでは乗り切れないと
ロジカル・シンキング+ラテラル・シンキングの組み合わせ
思考法を学ぶのは、今後10年を生き抜く必須アイテムかもなぁ~
ビジネス小説の形式なので、分かりやすくラテラル・シンキングを
学ぶことができますし、読んだあとすぐ使うことができます
知っていると知らないとでは、確実にその後が変わる
そう、ちょっとしたことで差がつくものなんですね
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