間抜けの構造＠ビートたけし

満員電車の中で笑っちゃいました

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いやっ、おかしいですね間抜けなのって
人間、どっかしらに持っている要素なのかもしれませんが
電車の中で笑いをこらえるのが大変でした
やっぱり、ビートたけしさんは笑いの天才であるということでしょう

とにかく笑いながら、あっという間に読んでいきました





確かに、日本語には「間」が多いですね
英語など他の言葉だとそんなに気にしないのでしょうか
日本人の独特の世界がそこにも広がっていて
そんな「間」についてもいろいろ書かれていて
考えさせられもしました




我々の人生というのは、生きて死ぬまでの「間」でしかない




堅苦しいことが好きな方もいるでしょうが
楽しく生きたいじゃないですか
そこには完璧ではない等身大の人間像があって
欲に駆られて面白い
だから人間臭さがあって、自然体でいいんじゃないかなぁって思います




また、「間」が悪い人もいますね私もそんなところがあります
これもまぁ、センスだと思うのですが、この「間」をコントロールできれば
違った世界が広がっていき、主導権を握ることもできるわけですから
思った以上に、この「間」というものに注力すべきだということに
この本を読んで感じたりもしました




政治家の失言とかインタビューのときの変なコメント、
ツッコミまくりでその独特でユーモアたっぷりな毒舌がとにかく面白い
ビートたけしの哲学というか考えていることというか、やっぱり違う
モノが違うというか、器が違うというか、時代をつくった人というのは
どこか抜きん出ているものがあるということですね




人生を振り返る場面もあるのですが、真面目に生きてきた人にとって
そんな考えだったのかとか、よくもそんな行動をしてきたなぁって
思うようなことも著者はしてきているようで
大学辞めて、プラプラと浅草に行くなんて、普通のサラリーマンには
なりたくなかったからって、職に就かないと不安でしょうがなかった
私とは比べものにもならないような、どっかで自信があるんでしょうね




当時、人気のある漫才コンビが何でそんなに面白いか理解できず
ベンツで帰っていくところを見て、自分でもできると思ったところとか
理屈じゃないんですよね、感じるのだと思います
やっぱり、スゴいなぁ
人生って、本来そんな感じではないでしょうかね




フレームワークも仕事術もあれば便利だけど、不器用な人にとっては
使い方が分からなければ、宝の持ち腐れになってしまう
「間」を支配する、そんな難しいことでもなくって
自分だけでなく、相手のこと、全体を観る、そんなところでしょうか




面白い人は、何をやっても面白い
それが本当の才能で、誰しも持っているものだとすれば
心で感じて、やってみるですかな

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