仕事とは何か
自分とは何か
恋愛とは何か
信仰とは何か
芸術とは何か
知性とは何か
- ゲーテに学ぶ 賢者の知恵/適菜 収
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ドイツの詩人でワイマール公国の宮廷顧問、
多くの文学者・哲学者に影響を与えた
ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの言葉をまとめた著書で
多くの人々がゲーテの言葉で学んできたのではないか
ということを目の当たりにすることができる一冊かなと感じました
いやぁ、身に沁みますねぇ
言葉の重要性を、特にIT化が進んだ現代においては
実感することが多くなったと感じるのですが
ゲーテのような言葉を後世に残すことができるというのは
やっぱりカッコイイって思っちゃいますよね
言葉というのは、時にその人の人生をも変えてしまう力を持っているもので
読書家と自称されている方々にとって、それはごく当たり前のように受け止めていて
人生に一発逆転なんてものは、実は存在していなく
一発逆転に成功したという大半の人が、日ごろから積み重ねていて
周りの人間が、ある日突然にその頃に気づいてくれているというだけもので
そのことを知っているか知らないかというか
気づいているか気づかずに人生を終えるのかということに
結局のところかかってくるのだろうと思ったりもするんです
よく、水が温まって沸騰することで表現されたりしますが
見た目では、水が温まってお湯になっていることなんて分かりませんが
100℃を超えると、それがいきなり湯気となって気体になるということ
周りの人間は、水が湯気になった瞬間に気づく
変化があったことが分かるわけですが
当の本人からしてみれば、水が一瞬にして湯気になることは限りなく
確率が低く、そのほとんどは温めて温めてそれでもまた温めて
やっとの思いで上昇したってことなんだろうと思います
そう、その積み重ねに言葉は重要
人は困ったとき、悩んだときに賢人の知恵を借りるのではないかと思います
読書をずっとし続けている私なんかは、そういう視点で観てみると
ずっと悩み続けているということになるのかもしれませんが
自分で抱え込んでいないで、
皆がもっと本を読むという行為をもっともっとすればいいのではないかと
まぁ、単純に思ったりするわけであります
まぁ自分の人生ですから、その答えが書店に並んでいる本に
書かれているわけでもないでしょうし、アマゾンや楽天ブックスなどの
ネットショップで探し出せるものでもないのかもしれませんが
確実に、ヒントはある
仕事でもプライベートでも、最近では個人ブランディングが重要だなんて
単なるサラリーマンである私が、そんなのどのようにしてやっていけばいいのか
分かるわけがないなんて思っちゃったりしますが
そのヒントは、こうした著書の中に多数あるのではないかと感じたりもしました
サラリーマンの身でありながら、
活動的な方はたくさんいらっしゃいますしね
「ナポレオン、ニーチェ、森鷗外、芥川龍之介、太宰治、三島由紀夫
みんなゲーテを学んで大きくなった」
そんな帯に書かれている一文が、この本を物語っているような気がしましたね
- 若きウェルテルの悩み (新潮文庫)/ゲーテ
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- ゲーテ格言集 (新潮文庫)/ゲーテ
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いつも感謝します
本当にありがとうございます
【編集後記】
忠犬ハチ公
飼い主が亡くなった後も駅前で帰りを待ちつづけたなんて話を聞くと
なんか、泣けてきますねぇ
- ハチ公物語 -待ちつづけた犬- (講談社青い鳥文庫)/田丸 瑞穂(写真) 岩貞 るみこ
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