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齋藤孝さんの著書を手に取ることが多くなってきたように思います
本を買うときに、書店に並んでいる一冊一冊を眺めていて
どの本を買おうかというときにピンとくるのは
著者だったりするのかもしれません
だいたい、本を読もうと思うときって
自分に足りないものとか、興味があること、人には聞けないけど
知っておかないとヤバいよなぁって思うことなど
書店に行って、何かいい本がないかなぁなんて頭の中で考えながら
手にとって購入するものですが
私のテーマというか、関心事というか、これだけIT化が進んでいくと
どうしても文章について学ばなければならないって
そんな気がするんです
手紙なんぞをたくさん書くわけではないのですが
何ていったって、今の仕事の重要な地位を占めているメールは
本当に怖いもので
ちょっとアドレスを間違えてしまったとかっていうだけで
企業によっては始末書ものですから
文章も、自分が伝えたいことと受け取る相手が
その文章を読んだときに、同じ絵を頭に浮かべることができれば
いいのでしょうが、なかなかそうもいかなかったり
するのではないでしょうか
時には、そのメールで相手を怒らせちゃって
文章は、感情を一緒には伝えてくれませんから
受け取った相手が、その文章をイヤだと思ったら
書いた人がどんな心情でその文章を作成したことは関係なく
書いた人がイヤな人になってしまう、そんな危険性もあるのではないかと思います
だから、メールを書くだけでも神経を使いますし
文章のことについて、もっともっと勉強しなくてはという気持ちにもなります
その反面、文章を書くことで相手の気持ちを動かすこともできて
これが物凄い感動を呼び起こすことだってあるわけですから
どうせだったら、相手に喜ばれるような文章をいつでも書くことのできる
そんなビジネスパーソンでありたいと思うわけであります
まぁ、簡単に言うけどなかなか難しい
ビジネスでも、企画書とか提案書、ニュースレターや
時には始末書なんぞを書かなければならない場面に遭遇することもあったりして
この文章を書くという作業から逃れられるビジネスは存在しない気もします
なので、書類をもって上司を動かしたり部下に指示したり
役員会でプレゼンするときの資料になるかもしれませんから
人を動かす文章術というのは、ビジネスパーソンにとって
必須のスキルなのではないかと感じます
言葉の力というのは、本当に恐ろしいもので
時には、その人の人生をも決めてしまうくらいの威力がある気がしますが
その言葉を持ってすれば、自分のためにも様々な人が動いてくれて
アライアンスもできてきて、いい仕事ができるなんてことも
これから往々にして出てくるのではないかと思いました
その基本は、やっぱり人間力なんでしょう
人の心というのは、どのようにして形成されていくかということは
一概にして言えることでもないのかもしれませんが
やっぱりその人の心は、その人の書いた文章を読んでいくことで
ある程度は分かってくるものでしょうし
その文章が人を動かすものなのかということに関しては
その人の人間力にかかってくるものではないかと思います
そういうことなんだろうと
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いつも感謝します
本当にありがとうございます
【編集後記】
鎌倉の大仏を観に行きました
でっけぇなぁ
おそらく、学生の頃に行って以来でしたねぇ
改めてみてみると、昔の日本人がこれをつくったって
本当にスゴイことですね
横から撮ったところ
何か、歴史を感じますね
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