- 寿命はどこまで延ばせるか? (PHPサイエンス・ワールド新書 4)/池田 清彦
- ¥840
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『がんばらない生き方 』などの著者である池田清彦さんの新刊で
これまた興味深いテーマで論じているところが、目を惹くところでしょうねぇ
それにしても、不老不死を願う方って結構多いのではないでしょうか
まぁ、普通はそんな簡単に自分の人生の終焉を迎えたくはないわけで
どうにかして、一日でも長く元気に生きていたいと思うのは
人間の真理として、当然のことだろうと思います
だったら、その「寿命」をもっと延ばせばいいじゃないか
そんな発想から論じている、今回のこのテーマは
結構、興味深く読ませていただいた一冊だったと思います
ただ単に「死にたくない」という思いから、不老不死を願うのでしょうが
本当にそれでいいのか
そんなこと、今まで生きてきて考えたこともないですから
ちょっとビックリした内容だったのかもしれません
「寿命」をどのようにしたら延ばすことができるかの議論の前に
そもそも「寿命」って何なんだろう
そんな疑問も湧いてきます
確かに、「寿命」って最初から決められたものでもなさそうなんですが
平均寿命みたいに、だいたい最初から分かっているものかもしれません
ヒトの「寿命」
犬や猫の「寿命」
昆虫の「寿命」
ライオンやトラなど野生動物の「寿命」
バクテリアの「寿命」
サンゴ礁の「寿命」
宇宙に浮かぶ星たちの「寿命」
地球の「寿命」
それらの「寿命」って、いったいどのようにして決められているんでしょうかねぇ
本の中では、ヒトの「寿命」について、遺伝子の話が出てきます
ヒトを「死」に追いやる「ガン細胞」の話も出てくるのですが
ガンって、なかなか解明されない病気の一つだと思っていましたが
結構、いろんなことが分かっているんですね
突然変異で発生するとか
テロメアという、遺伝子の末端部分が
「正常細胞」は、だんだんと減ってくるのに対して
「ガン細胞」は、テロメラーゼの活性がよく、テロメアが再生することとか
科学の詳細については分かりませんが
いろんな研究で分かっていることも多いんだなぁって感じました
数年前に話題になった、クローン羊のドリーのつくりかたなんて絵もあって
このままだと、そのうちにヒトの「寿命」も研究によって延ばすことができるんじゃないか
そんな風に感じたりもします
でも、大事なことは「寿命」を延ばすことではないですよね
確かに、私も今すぐに自分の「死」を迎えたくはありません
だからといって、何も考えずに生きていたいとも思いません
やっぱり、生きている間に何かを残したい
何かを成し遂げたいと思うからこそ、ヒトは生きていたいのではないでしょうか
勉強して、いろんなことを学びたい
旅に出て、いろんな土地に行ってみたい
可愛いあの娘と、いつかデートしてみたい
大好きなロックバンドのコンサートに行ってみたい
子どもが無事に成長するよう子育てをしていきたい
大事に育ててくれた両親のために、家を建ててみたい
オーディションに合格して、芸能界にデビューしたい
本を出版して、世の中の共感を呼びたい
ビジネスでひと山あてて、大儲けしたい
みんなの力になりたい
想いは人それぞれでしょうが、心の中に何か持っているものだと思います
でもどうでしょうかただ単に「寿命」を延ばせばいいって問題でしょうか
著書の中にも書かれていますが
「寿命」が延びるということは、社会全体のサイクルも延びるということです
定年も60歳とかじゃなく70歳や80歳に
出世だって遅くなります
60歳で課長、70歳で部長昇進なんてこともめずらしくなくなります
仮に、ヒトの「寿命」が300歳になったとして
サラリーマンであれば、いったい何歳まで会社にコキ使われなければならないでしょうか
考えただけで、ゾッとしますね
最近、「時間管理」の著書がよく書店に並んでいます
なぜそんなに「時間管理」が問われているかというと
個人的には、人生はそんなに長くはないからだと思っています
言い方を変えれば、人生は期限か決まっているから
その中で何ができるか、どう考えれば効率よくこなしていけるか
私たちは、もっともっと考える必要があるのかもしれません
もし、「寿命」が300歳とかだったら
今以上に、だらけた人生を過ごしてしまっていて
際限なく時間もあるから、「あとでいいや」とか言いながら
結局何もできずに終わってしまうのではないでしょうか
何でもあればいいって問題でもなさそうですね
「ヒトの死」は、本当に悲しいものです
私も、一緒に仕事をしていた大切な方の「死」を目の前にしたこともあります
「死」を目の前にしても、何もしてあげられない自分がいて
そんな非力さをふがいなく思ったこともありました
だから、「寿命はどこまで延ばせるか」なんて考えず
与えられた「今」という時間を、もっと精一杯生き抜いていこうと
そんな気持ちにさせてくれた一冊でした
うん、そう、精一杯生きていこうって
人間の真理として、当然のことだろうと思います
だったら、その「寿命」をもっと延ばせばいいじゃないか
そんな発想から論じている、今回のこのテーマは
結構、興味深く読ませていただいた一冊だったと思います
ただ単に「死にたくない」という思いから、
本当にそれでいいのか
そんなこと、今まで生きてきて考えたこともないですから
ちょっとビックリした内容だったのかもしれません
「寿命」をどのようにしたら延ばすことができるかの議論の前に
そもそも「寿命」って何なんだろう
そんな疑問も湧いてきます
確かに、「寿命」
平均寿命みたいに、
ヒトの「寿命」
犬や猫の「寿命」
昆虫の「寿命」
ライオンやトラなど野生動物の「寿命」
バクテリアの「寿命」
サンゴ礁の「寿命」
宇宙に浮かぶ星たちの「寿命」
地球の「寿命」
それらの「寿命」って、
本の中では、ヒトの「寿命」について、遺伝子の話が出てきます
ヒトを「死」に追いやる「ガン細胞」の話も出てくるのですが
ガンって、なかなか解明されない病気の一つだと思っていましたが
結構、いろんなことが分かっているんですね
突然変異で発生するとか
テロメアという、遺伝子の末端部分が
「正常細胞」は、だんだんと減ってくるのに対して
「ガン細胞」は、テロメラーゼの活性がよく、
科学の詳細については分かりませんが
いろんな研究で分かっていることも多いんだなぁって感じました
数年前に話題になった、
このままだと、そのうちにヒトの「寿命」
そんな風に感じたりもします
でも、大事なことは「寿命」
確かに、私も今すぐに自分の「死」を迎えたくはありません
だからといって、何も考えずに生きていたいとも思いません
やっぱり、生きている間に何かを残したい
何かを成し遂げたいと思うからこそ、
勉強して、いろんなことを学びたい
旅に出て、いろんな土地に行ってみたい
可愛いあの娘と、いつかデートしてみたい
大好きなロックバンドのコンサートに行ってみたい
子どもが無事に成長するよう子育てをしていきたい
大事に育ててくれた両親のために、家を建ててみたい
オーディションに合格して、芸能界にデビューしたい
本を出版して、世の中の共感を呼びたい
ビジネスでひと山あてて、大儲けしたい
みんなの力になりたい
想いは人それぞれでしょうが、
でもどうでしょうかただ単に「寿命」
著書の中にも書かれていますが
「寿命」が延びるということは、
定年も60歳とかじゃなく70歳や80歳に
出世だって遅くなります
60歳で課長、
仮に、ヒトの「寿命」が300歳になったとして
サラリーマンであれば、
考えただけで、ゾッとしますね
最近、「時間管理」の著書がよく書店に並んでいます
なぜそんなに「時間管理」が問われているかというと
個人的には、人生はそんなに長くはないからだと思っています
言い方を変えれば、人生は期限か決まっているから
その中で何ができるか、どう考えれば効率よくこなしていけるか
私たちは、もっともっと考える必要があるのかもしれません
もし、「寿命」が300歳とかだったら
今以上に、だらけた人生を過ごしてしまっていて
際限なく時間もあるから、「あとでいいや」とか言いながら
結局何もできずに終わってしまうのではないでしょうか
何でもあればいいって問題でもなさそうですね
「ヒトの死」は、本当に悲しいものです
私も、一緒に仕事をしていた大切な方の「死」
「死」を目の前にしても、何もしてあげられない自分がいて
そんな非力さをふがいなく思ったこともありました
だから、「寿命はどこまで延ばせるか」なんて考えず
与えられた「今」という時間を、もっと精一杯生き抜いていこうと
そんな気持ちにさせてくれた一冊でした
うん、そう、精一杯生きていこうって
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- やがて消えゆく我が身なら (角川ソフィア文庫)/池田 清彦
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【池田清彦さんの著書の記事】
がんばらない生き方
いつも感謝します
本当にありがとうございます
これからも、当ブログをどうぞよろしくお願いします
【編集後記】
働く女性を描いた人気マンガブログが書籍化
働く女性22人の仕事とプライベートをマンガで紹介した「マンガで読める職業カタログ お疲れさまです!..........≪続きを読む≫
スゴイですねぇ、どんどんブログからいろんな作品が生まれてくるようですね
なんだか、面白そう