- 仕事でいちばん大切にしたいたったひとつのこと。-自分らしさを究めれば、組織が変わる人生が変わるー/五十棲 剛史
- ¥1,365
- Amazon.co.jp
船井総研の執行役員でもあり、ビジネスプロデューサーと名乗る
五十棲 剛史 さんの新刊で、さっそく手に入れたってわけなんです
私もそうなんですが、サラリーマンっていうのはどこかの組織に属しているわけで
その組織の中で生きていくには、どうしても組織になじんでいくことが必要とされるし
そこには、意味があるのかないのか分かりませんが
必ずと言っていいほど、暗黙の了解というかその組織の雰囲気というか
それに合わせていく必要があったりするもんじゃないかって思います
そんな中での「自分らしさ」
これって、結構出していくのって大変じゃないですか
人間って言うのは、どうしても弱い生き物で
私も、いろんな方々とお仕事をご一緒させていただきましたが
どうしても小心者のせいか、周りの組織の論理に翻弄されてしまって
なかなか実力を発揮できないってことがあったように思います
っていうか、そんなことばっかり
この本を読んで、自分のキャリアを再確認してみると
比較的自由に自分の考えでやってみたときは上手くいくことが多くって
比較的組織に合わせて、周りの雰囲気を感じながらやってみたときはまったくダメで
冷静に考えれば、当たり前なんでしょうね
この本の中にも出てくるのですが「守・破・離」という言葉があります
守:教えてもらい、それを徹底的に学んで理解すること
破:その教えやマニュアルの型を破っていくこと
離:その教えがなくとも、一人前に仕事を行っていくこと
そうなんですよね、マニュアル通りに仕事をする人よりも
自分でアレンジして仕事をする人の方が、仕事の成果は
どんどん出していけるものだったりするんですよね
この言葉を読んで、なるほどって思っちゃいました
人間は楽したいから、マニュアルに頼ったり決められたことだけをしていたり
そんな毎日の仕事をしているってことないですか
私も、ふと思い当ることがあって反省です
当然、最初は守をしなくてはならないのですが
そのままの状態でずっと過ごしていっても、自分の成長はないし
当然、結果を出さない人は組織で認められることはないでしょうし
これから生きていくには、ちょっと厳しいかなぁって
どんどん個人レベルで考えて、今までの組織の慣習もぶち壊していくことが
求められるのかなぁって、そんなことを感じました
ぶち壊すって言っても、特別なことをしているわけではなくって
単に、「自分らしさ」をもっともっと出していくってことなんだろうと
もともと「十人十色」ですから、組織に属している人の性格も様々で
十人いたら十通りの考えがあるもんだと思います
それ以上かも
最初は、組織になじまないって思うこともあるかもしれませんが
そこになじんでいって、そのうちにそれを破っていって、「自分らしさ」を見せていくことで
組織が自分を認めていって、成果もどんどん出していける
そんな感じでしょうか
ただ、そんなに簡単なもんじゃないし
何事も、「出る杭は打たれる」じゃないですが
最初は、組織に反対されることや妨害されること、批判されることもあると思うんです
私も、最初に私の仕事の仕方が気に入らなかったのが
ボロクソに批判されたことが、かつ働いていたときにありました
とっても辛かったですがね
でも、自分の信念を曲げずにお客様のことを考えて仕事をしていたので
そのやり方にも、だんだんと賛同者が出てくるようになって
最後には、私のことを批判していた方からも好意的に持ってもらって
新しく職場に入ってきた方の模範になるって言われたこともあって
人生は、分からないものですね
では、どうすれば「自分らしさ」が出るんでしょうか
この本にも書かれているのですが
やっぱりイチロー選手がイメージしやすいのではないかと思います
イチロー選手は、ドラフト4位でオリックスに入団するのですが
2軍で首位打者になろうとも、ジュニアオールスターズでMVPに選ばれようとも
その打法が、当時の基本に沿っていなかったのか
監督と相性が悪かったのか、最初は1軍での活躍する場がなかったんです
でも、当時の仰木彬監督にその才能を見いだされてからというものは
みなさんもご存じの大活躍で、世界を代表するベースボールプレーヤーになったってわけで
これも、「自分らしさ」を追求していった結果なんだろうと思います
「出る杭は打たれる」が、「出すぎた杭は打たれない」
やっぱり、プロの世界で認められるには結果を出すことですね
結果を出してしまえば、組織にどんな雰囲気や変な慣習があろうとも
結果を出している社員には、何も言えないですからね
無理して、結果を出し続けるにはかなり厳しいですから
ここは「自分らしさ」を前面に出して、その「自分らしさ」が認められる組織に
していく必要があるのかなぁって、そんなことを思いました
21世紀のあるべき会社って、こんな感じなんでしょうね
その他にも、この本にはいろんな方々ケースが書かれていて
「自分らしさ」を出すヒントになることが満載って感じ
簡単に辞めちゃうのはどうかと思うのですが
自分の視点から、自分がハンドルを握って組織を変えていけるように
ここでもう一度、考えてみるのもいいかもしれませんね
ちなみに私は、五十棲 剛史 さんのisozumi noteはよく拝見しています
ほぼ毎日更新されていて、その内容もなるほどって思うことばかり
突き抜けるってそういうことなんだなぁって思ったりしますね
- 稼ぐ人の「答力」 頭ひとつ抜けるオンリーワン養成講座/五十棲 剛史
- ¥1,260
- Amazon.co.jp
【自分らしさに関する著書の記事の一部】
自分の答えのつくりかた
あたりまえのことをバカになってちゃんとやる
一流になるための人生の棚卸し術
奇跡を起こすマジックボックス ただ頑張るだけでは問題は解決しない
パーソナルブランディング 最強のビジネスツール「自分ブランド」を作り出す
続・働く理由 99の至言に学ぶジンセイ論
涙の数だけ大きくなれる! 明日を生きる「自分へのメッセージ」
いつも感謝します
本当にありがとうございます
これからも、当ブログをどうぞよろしくお願いします
【編集後記】
今、某長編小説を読んでいます
なぜかって、買っちゃったから
小説って、あまり読まないのですが面白いですね
後日報告ってことで