他人はあなたをどう見ているのか
- 化粧する脳 (集英社新書 486G)/茂木 健一郎
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ご存知、脳科学者の茂木健一郎さん
の著書で
また、この本のタイトルが印象的ですよねぇ
脳って化粧するんでしょうか
とにかくこの発想がなんとも惹きつけるのでしょうかね
最近は、男性も化粧をすることがあるのかもしれませんが
私には化粧をするという習慣がなく、はたから観ていると
化粧って結構面倒なんだなぁって思うこともあるのですが
化粧をすることによって、自分の気持ちがピンッと張って
外に出る時も、いい表情になったりすることってあるみたいですね
うちの妻がそう申していたのですが
実際に、人間はひとりでは生きてゆけないわけで
他の人をどのようにして巻き込んでいくかは、人生においても至上命題
そんな人を動かす時に、何でもかんでも口にして
「あれしたい」「これやりたい」って言っているだけでは、何も始まらないわけで
どうしたら人は動いてくれるのかって考えたりするものなのかもしれません
「化粧する」って表現がいいですよね
なんか、上手に包み隠しているってそんな雰囲気が
他人が自分のことをどのように見ているのか
このことは、人生においての永遠の課題の一つではないかと思います
やっぱり、自分のことを観てもらいたいし
どうせ見ていただけるのなら、いい評価で良く見てもらいたいって誰しも思うはずで
どんな感じで自分が見られているのかは、常に意識する必要があると思います
ある会合で、女優さんをされている方とお話しさせていただいたことがあるのですが
女優っていったら、人に見られる代名詞のような職業で
そのお顔がキリッとしまっていたような、引き締まった表情をされていたことを覚えています
また、よくセミナーとか講演会とか参加させていただくのですが
講師をされる、私たち聴衆の前に出て話しをされているみなさんは
決まってその表情は引き締まっていて、いい顔をされていることがほとんどです
誰かの前に出て話しをする、これだけでかなり緊張するものだと思いますが
これも人に見られているという意識があるからなのでしょうか
どの方も、本当に引き締まったいい顔をされていますね
そんなことを脳みそは考えていて
どのようにしたら自分がよく見えるのか
常に私たちは考えて、考えて、よく考えて生きてきているように思います
見た目ってかなり大事ですからね
私には息子がいるのですが
子どもを育てるとき、まず言われるのがとにかく褒めること
褒めて褒めて褒めて、とにかく褒めて育てることが子育ての基本だと
私も親になった当時は、かなりいろんな人から聞きました
それだけ、人は人に評価されたいといつも思っている証拠でしょうし
人に褒められたいから、化粧もするんだろうなぁって
この本を読んでいてい感じました
また、巻末にある特別座談会の内容は
個人的には、とても興味がある内容でした
著者とカネボウ化粧品のみなさんで
「化粧を生きる」という題材で座談会をしているのですが
私は、そんなに化粧に対して考えることをしなかったので
結構、化粧っていうものは奥が深いんだなぁって思ったりもして
新たな発見もあった内容だったと思います
私も「そうなんだぁ」って感じたのが
「化粧は必需品である」ということ
化粧って、遊びの一部みたいな感じで
嗜好品とか趣味の世界の延長みたいに勝手に思っていたのですが
この本を読んで、化粧は生きていく上で必要なんだって
強く思いました
私も、まだまだ勉強不足ですね
秘密を抱く女性は美しい
あははは、その通り
何でもかんでも見せびらかすのではなくって
ちょっと隠しながら、少しずつ見せていくみたいなそんな感じが
いいのではないかなぁって思ったりして
- 脳を活かす生活術/茂木 健一郎
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【茂木健一郎さんの著書の記事】
脳を活かす仕事術 「わかる」を「できる」に変える脳を活かす生活術 希望の道具箱
いつも感謝します
本当にありがとうございます
これからも、当ブログをどうぞよろしくお願いします
【編集後記】
昨日もいい天気だったので、昭和記念公園に行ってきました
立川口の様子
とっても気持ち良かったですね