- 食品のカラクリ 魚のヒミツ [宝島SUGOI文庫] (宝島SUGOI文庫)
- ¥560
- Amazon.co.jp
魚って美味しいんですが、最近特に漁れなくなってきたって言われていて
値段も昔より高くなった印象ですね
それでもって、この本を読んでいるとさらに魚を食べるのが怖くなってしまうかもって
思うくらい、魚の裏話や業界のあんな話こんな話がたくさん書かれていて
これからどうやって魚を食べていけばいいんだぁって思っちゃったりして
私自身、魚を売る仕事をしていたことがあります
某スーパーの鮮魚売り場担当
だから、この本に書かれていることが手に取るように分かったりします
どんな仕事にも裏話ってあったりしますよね
鮮魚売り場の仕事って、本当に面白いんです
市場から仕入れてきた魚を、職人が包丁一本で
自分の腕一つで、様々なカタチに変えて売り場に出ていく
売り場って、基本的には仕入れてきたものを並べていく作業なんでしょうが
魚に関しては、包丁一本でいろんなアレンジができる
お客様に支持されたら、その手間をかけた分儲けることもできる
この本を読んでいて、そんな昔のことをちょっと思い出したりしていました
今でも、元の職場に顔を出したりしているんですけどね
食品問題って、いろんなところで騒がれているようですが
魚に関しても、マスコミにいろいろ言われていて
現在、魚の商売にかかわっている方々は本当に大変だなぁって
報道を観ていていつも感じたりします
産地表示の問題とかって、いろいろ考えもあるでしょうが
現時点では、今の方法が一番ベストに近いんでしょうかね
確実に言えるのは、自分で食べるものは自分で決めるってこと
こういった本で、魚に関しての現状を把握するのも悪くないんじゃないかなぁって
個人的には思います
というか、何も知らなくってこの本を読んでいくと
人によっては、結構衝撃的に感じるかもしれないなぁって思ったりもします
だって、何を選んでも
添加物とか、産地偽装とか、魚の名前の偽装とか、
様々な問題がそこにあったりするから
いったい何を買えばいいんだって言いたくなりそう
本当にいいものを食べたかったら、自分で漁るしかないんでしょうかね
でも、魚は美味しいですからね
そんな魚好きな方にとっては、一度目を通しておいて
現状を把握するのも、たまにはいいんじゃないでしょうかね
- カラー完全版 魚の目利き食通事典 (講談社プラスアルファ文庫)
- ¥1,554
- Amazon.co.jp
人気ブログランキングへ
本当にありがとうございます