日英仏と3か国語教育をやっている(た)ゴリ家で起きた話
冬休みも近づき、お休みモードのアメリカの学校では、持ち寄りパーティーが行われている。
次男は前日に、明日持ち寄りパーティーがあるって教えてくれたのだけど、寒いし買い物に行きたくないので
「家にあるミカンじゃだめ?」って聞いたら、
「ねえお母さん、自分が中学生だったときを思い出してみて。学校のクリスマスパーティーでミカンが出されたらどんな気持ちになる?」
と上手な説得をしてきたので、結局チョコレートバーをゴリ父に買ってきてもらった。
一方、長男は、当日の朝に「今日俺パーティーにコーラ持っていくんだった」と騒ぎ出したので、急いで家にあるコーラ缶を数本持たせた。
帰ってきた長男に、母が「コーラは売れた?」と聞いたら、長男は
「なんで売ったって知ってんの?」と驚いてる。
最近日本語教育をさぼっているせいか、もしくは日本語を話す友達が周りにいなくなったせいか、日本語力の低下が著しいわが子。
そう。ここで母が聞いた「売れた」というのは、「人気があってなくなる」という意味だったのに、長男はそれがわからず、「お金のやり取りがある売買」だと勘違いしたらしい。
ところが、話が通じてしまったのは、長男が余ったコーラを昼休みに友達からお金をもらって文字通り売買していたからだった。。