自分が“好きなこと”が
何なのかわからない
という人は少なくないと思う。
「好きなことで生きていく」
とか
「好きなことを仕事にする」
と言われても、
そもそも
好きなことなんてないし...
と思う人は、もしかしたら
忘れてしまっているだけなのかも？
ちなみに私の好きなことといえば
インテリアと海外に行くこと。
そして、
好きなことの原点を紐解いていくと
子供の頃に遡ることになる。
小学生の頃から
漠然と海外に行ってみたい
と思っていたし、
高校生の頃には
雑貨やインテリアが
大好きになった。
海外に行ってみたいと
思ったきっかけは
正直覚えていない...
アニメの
「小公女セーラ」とか
「ルパン３世」が大好きだったから
知らない間に海外の街並みに
憧れていたのかもしれない。
アニメや漫画がきっかけで
好きなことを見つけるというのは
よくある話かも？
ひそかに海外留学もしてみたいと
小学生の頃から思っていて
母に英語を習いたいと言ったら
「ラジオ英会話やりなさい」と言われ
本を買って独学でやろうとしたけど
（当然ながら）すぐに挫折した
結果的に、学生時代の間ずっと
英語は私の苦手な科目となった
そして今になっても母に対し
「子供の頃に英語習いたかった」
という恨み言を言っている笑
もう今更なんだけどさ、
しつこくてごめんね
（何とか２０代の頃から
独学で英会話を勉強し、
意思疎通ができる程度は話せる）
ちなみに
高校生になって初めて知った。
「みんながみんな、
海外に行きたいわけじゃないんだな」
ということ。
自分が好きなことは
普通に他のみんなも好きに違いないと
勘違いしていることもよくあると思う。
そう、自分のことは人と比較してみないと
見えてこないものなのだ。
雑貨やインテリアを
好きになったきっかけは
（いろんなところで話しているけど）
今は廃刊になってしまった
”Olive”という雑誌がきっかけ。
（Olive少女でした）
あの頃、月２回発行される
Oliveを買うのが楽しみで
仕方なかった。
あんなに夢中になった雑誌は
後にも先にもOliveだけ。
私の人生のバイブルと言っても
過言ではないと思う。
その当時は
北欧インテリアというより
パリジェンヌの暮らしとか
東京の雑貨屋さん特集にときめき、
渋谷系と呼ばれていた
オザケンやカヒミ・カリィに憧れ、
青森の片田舎の女子高生の私は
雑貨スタイリストとか
雑貨屋さんで働きたいなー
なんてことをぼんやり思っていた。
でも実際には
高校を卒業してすぐに
私は”海上自衛官”になった。
親や兄姉も海上自衛官だったから
身近な存在だったという単純な理由。
安定していて、長期休暇も取れて
しかも２９年近くも勤めていたから
退職前は十分すぎるお給料もいただいていた。
たくさんの素敵な人たちに出会い、
他では経験できないような
貴重な経験もでき、
休暇を利用して海外にもたくさん行って
好きなインテリアにも
好きなだけお金をかけて楽しんだ。
...それでも
その安定もお給料も仲間達も
手放すことを決めた。
インテリアと海外に行くこと。
この大好きな２つのことを通して
自分の中の世界観を思う存分
表現したいと思ったから。
母が英語を習わせてくれなかったと
しつこく言い続けているように笑
「インテリアと海外」に対し、
しつこく執着してきた気がする...。
こんなふうにしつこい私
だから
３０年経ってもこれが好きと
自信を持って言える。
だからもしも
好きなことがわからないという人は
”１０代の頃の感性が動いたこと”
を思い出してみる
というのはどうだろうか？
私が高校生の頃に
「みんな、海外に行きたいはずだ」
と思いっきり勘違いしていたように
じつは自分だけの特別な”好き”が
あったかもしれない。
１０代の頃の瑞々しい感性で
素直に感じ取った“これが好き”という
気持ちも日々の暮らしの中で
埋もれてしまったのかもしれない。
あなたの”好き”を
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