※こちらは2020年8月27日までに僕がナビ電などで確認して認識している内容であり、
ミスがある可能性やその後変更になっている可能性もあります。
※2021年3月29日追記
2021年4月17日適用のバースト裁定変更についての内容を追記しました。
今まで条件が異なっていたバーストも、基本的には他の効果と同じになるよう処理が統一されます。
「スピリット(/アルティメット)が〇〇したとき」や
「ライフが増えたとき」「ライフが減ったとき」「手札が増えたとき」、
「バースト:相手の『このスピリット/ブレイヴの召喚時』発揮後」
「バースト:相手のスピリット/アルティメットのアタック後」など、
相手や自分の状態を参照して発揮される効果はいろいろ存在します。
これらについて、発揮の条件が微妙に異なるよーというお話しです。
簡単にまとめると、
・スピリット(/アルティメット)の状態を条件にしている効果
→トリガーとなる事実があってもフィールドにその状態の対象がいないと発揮できない
・「ライフが減ったとき」や「手札が増えたとき」といった効果
→トリガーとなる事実があれば発揮できる
・バースト
→トリガーとなるバースト条件が達成された事実があれば発動できる
→フィールドにその対象がいないと発揮できないものと
トリガーとなる事実があれば発揮できるものがある
となります。
以下、それぞれの具体例を。
■スピリット(/アルティメット)の状態を条件にしている効果
「破壊したとき」「消滅したとき」「フィールドを離れるとき」「アタックしたとき」「疲労したとき」といった効果。
これらはスピリットを破壊したり消滅させたりしたときに派生して効果を発揮しますが、
効果を解決する前に対象がその状態ではなくなっていた場合、解決できなくなります。
これは
スピリットの状態を条件にしている効果は、その状態ではなくなったときに発揮しなくなるというルール
に起因している、とのことです。(8月27日にいただいた回答ママ)
例えば、自分のケラモンが相手に破壊されたとき、
「スピリットが破壊されたとき」をトリガーにアルケーガンダムの召喚条件を満たすので、召喚効果の使用を宣言できます。
宣言した場合、ケラモンの「このスピリットの破壊時」と「アルケーガンダムの召喚」が同時発揮となります。
この時、先にケラモンの効果を解決してフィールドに残すことを選択した場合、ケラモンは「破壊待機状態」ではなくなります。
次にアルケーガンダムを解決しようとしますが、このタイミングで「破壊状態のケラモン」が参照できなくなっているため、
アルケーガンダムは効果発揮の条件を満たさず使用できなくなって手札に戻すこととなってしまいます。
「スピリットが破壊された」という事実があっても、
実際の効果解決には「破壊待機状態のスピリット」がフィールドにいる必要があるのですね。
同様に
「消滅したとき」
→消滅待機状態のスピリットがフィールドにいる
「フィールドを離れるとき」
→破壊や消滅、手札/デッキ/手元に戻る待機状態のスピリットがフィールドにいる
「アタックしたとき」(ラグナ・セイヴァー、ダイヤモンド・ベタなど)
→アタックしたスピリットがフィールドにいる
「疲労したとき」(緑の世界、魔界の決戦場など)
→疲労状態のスピリットがフィールドにいる(回復したらNG)
「スピリットを召喚したとき」(神託、湖に咲く薔薇、クリスマスディアナなど)
→召喚したスピリットがフィールドにいる
「ブレイヴを召喚したとき」(アオザック、メルトなど ※メルトのQAは若干説明不足)
→召喚したブレイヴがフィールドにいる
「〇〇のバトル終了時」(アマビエ、エンオウなど)
→バトル終了時に対象がフィールドにいる
状態でないと効果は発揮されません。
「疲労したとき」なんかは、130票と母数の少ないアンケートではありますが
マネージャー@german_1984スピリットが疲労したときに発揮できる効果は
2020年08月16日 14:17
8割近くの方が認識していなかった裁定のようです。
破壊時なんかと一緒だと言われれば確かにそうだけど、一方で本当かな…という疑念も正直あります。
Q&Aで整えてほしいところですね。
■「ライフが減ったとき」や「手札が増えたとき」といった効果
フィールドのスピリットではなく、手札やライフについては、トリガーとなる事実があれば発揮できます。
これらは
「ライフが減ったとき」や「手札が増えたとき」は、その後でライフや手札の数が元の数に戻っても発揮しなくなるというルールはない
ためであるとのこと。
ストロングドローのメイン効果は、3枚ドローして2枚破棄する効果なので、この効果全体での手札増加は実際には1枚となります。
しかし凍れる火山などのQ&Aでもわかるように、「3枚ドロー」した事実に対して3枚の手札破棄が発揮されます。
また、「手札が減ったとき」の効果も発揮可能です。
黄のシンボルがある状態で死鬼若丸のアタック時効果を連鎖まで発揮させるとライフは実質減少していません。
しかし、これに対して「ライフが減った」として青の世界を転醒させることができます。
あわせて「ライフが増えたとき」の効果も発揮させることができます。
スピリットの状態を条件にしている効果と異なり、発揮した事実があればその状態じゃなくなってもOKとなります。
■バースト
バーストについても、トリガーとなるバースト条件を満たした事実があれば発動できます。
ただし、2021年4月17日より、一部バーストは他の効果と同じく、
フィールドの状態を参照するようになります。
「相手の『このスピリット/ブレイヴの召喚時』発揮後」が条件のサイゴード・ゴレムをセットしているとき、
相手がデス・ヘイズを召喚、召喚時効果を使って効果を発揮したデス・ヘイズ自体を破壊したという場合。
この場合、バーストを実際に発動するときには召喚時を発揮したデス・ヘイズはフィールドにいませんが、
「スピリット/ブレイヴの召喚時効果の発揮に対して発動しているので」発動できます。
(こちらも8月27日にいただいた回答ママ)
※ただし、サイゴード・ゴレムは召喚時効果を発揮したスピリットのコストを参照するので、
この例だとコストが参照できずはデッキは破棄できない。
「バースト:相手のスピリット/アルティメットのアタック後」が条件の英雄巨人タイタスRevをセットしているとき、
グラニを合体させたコスト9のグラウモンがアタックして超進化、グラニごと手札に戻った場合。
フィールドにはアタックしているスピリットはいなくなりますが、
「アタックに対して発動しているので」タイタスのバーストを発動できます。
※ただしタイタスのバーストも解決するときにアタックしているスピリットのコストを参照するので、
この例でもコスト参照ができずデッキは破棄できない。
↓
バースト以外のスピリットがアタックしたときに発揮する効果と同様、
バーストを発動する際に「アタックしているスピリット」を参照するようになるため、
発動前に対象がいなくなってしまうと条件を満たさなくなり、発動できなくなりました。
「相手による自分のスピリット消滅/破壊後」が条件のシロナガスをセットしているとき、
相手がインペリアルドラモン パラディンモードのチェンジでスピリットを破壊し、トラッシュのカードを除外した場合。
この場合、破壊されてトラッシュに置かれたスピリットカードはバースト発動前に除外されていますが、
「相手によってスピリットが破壊され、トラッシュに置かれた」事実があるためシロナガスを発動できます。
※消滅/破壊後バーストの正しい条件は「消滅/破壊されてトラッシュに置かれること」なので、
仮面ライダーエボル ブラックホールフォームのようなトラッシュに置かずに除外する効果の場合は条件を満たせず発動不可。
バーストの場合は、そのバースト条件を満たせれば発動できるようですが、
個々の発動条件を正しく把握しておく必要があります。
↓
バーストも通常の効果と同じくフィールドの状態を参照するものは
実際に発動する前に状態が変わると発動できない裁定となりました。
現在この裁定変更に該当するバースト条件は
【相手のスピリット/アルティメットのアタック後】
→発動するとき、アタックしたスピリット/アルティメットがフィールドにいる
【相手の効果によるスピリット/ブレイヴの召喚後】
→発動するとき、効果で召喚されたスピリット/ブレイヴがフィールドにいる
の2種となります。
それ以外のバーストは引き続き条件を満たした事実があれば発動できます。
ちょっと難解ですが【このスピリット/ブレイヴの召喚時】は効果を発揮後、
バースト発動までにその効果を発揮したスピリットがフィールドを離れても発動可能です。
個々のバースト条件は引き続き正しく把握しておく必要があります。
以上のように、それぞれ微妙に効果発揮の条件が異なる感じです。
先にまとめた通り、
・スピリットやアルティメットの状態を参照する効果はその状態の対象がいないと解決NG
・フィールド外のものを参照する効果は発揮した事実があればOK
・バーストは一度でも条件を達成していれば発動可能
・一部バーストもフィールドの状態を参照するものがある
といった感じで覚えておくといいのかなと思います。
ただ、細かい条件の違いや効果が複数複合している場合、また今後新しく出てくる条件もあるので、対処に困った場合は
まずは各カードのQ&Aを参照し、特に記載がない場合はこの例を当てはめてみる、
という形で処理をしていくといいかと思います。
※画像は公式サイト、wikiより引用