なんとなく愛しのカナダより帰国し
はや数年。
やりたい事で溢れております。
おやつのお供にぜひどうぞ。
さて前回、20kmの試走の翌日、多少荷物を精査し。
静岡から名古屋への200kmライドと意気込みました。
諸事情により出発は、1時間半遅れの7時パッとしない天気の月曜日のスタートです。
基本的に自転車で行く国道1号線は大嫌いなので必然150号方面「御前崎」を目指します。
荷物を精査し、余分の衣服を外し、フレームバックを外したことでボトルも取りやすく快適です。
堤防沿いを抜け、意気揚々と走り、御前崎を曲がった瞬間に悲劇が始まります。
バビュゥゥゥゥゥゥ〜〜。
風やば。
それまで時速22~23kmだったのが、15~16kmに激落ちです。
進まん。
多少、覚悟はしていましたがその上をいかれました。
こうなってくると心が折れるのも時間の問題です。
それでも、耐えて海沿いを進むこと3時間。
中間地点にある友人の自転車屋"HAPPY&SLAPPY"に到着です。
無理矢理、昼メシを共にし。
オリジナルのタンブラーを強奪して別れます。
しかし、浜松餃子と黄金液体で一杯になった体は、進むことを拒否します。
吸い寄せられるように浜松駅に到着。
あっという間に輪行準備完了です。
バイクパッキングの利点の一つには、輪行のしやすさも挙げられます。
ハンドルバックは、ハンドルの間ですから当然外す必要は無く、巨大なサドルバックもサドルごと外してしまえば、隙間にあっさりと入ります。
キャリア付きだとこうは行きません。
走行距離:125km
走行時間:約6時間
実証実験としては、及第点の距離でしょう。
実感としてバイクパッキングは、やはり機動力の高さ(輪行など含め)が最大の特徴となるのかと思います。
ただ、今回の様なシクロクロスジオメトリーのバイクに取り付けるとハンドル周りの重量増はハンドリングなど操縦系にあたえるデメリットも多く、今少し実験と荷物の精査が必要です。
とは言え、ラックマウントなどの無い自転車などにはかなり有効ですし、ウルトラライト系のアウトドアグッズと組み合わせれば、かなりの快適装備も可能になります。
1日の距離を伸ばしたいライダーには、最高でしょう。
僕は、そんなにガリガリ行く方では、ありませんので適度な装備と適度な距離で今少し実験していきましょう。
それでは、今日はこの辺で。
次の回までに少し自転車の重量よりもお腹周りの重量を減らしておきたいと実感するライドでした。
172cm、85kg。
頑張ってまいります。