イタリア紀行 世界遺産 ピサの斜塔 1 | 人生を楽しむ為に!

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パワーリフティング、ウェイトリフティング競技経験あり。
アメリカゴールドジムでウィダートレーニングメソッドを習得。
現在は仕事と健康の為に日々トレーニングに励んでいます。

泊まっていたホテルはフィレンツェの中心地にあり、どこに行くにも大変便利だった。

ポンテ・ヴェッキオなどを観て回った日の翌日は、朝から予定が決まっていたので早起きして朝ごはんを食べ、情報収集の為にホテルのフロントスタッフから色々話を聞く事にした。

有名なピサの斜塔を観に行くんだが、前情報は全く無し。(*_*)

ツアーではなく個人旅行なので、全て自分で手配しなければならない。

しかし私はあらかじめ決められている、はとバスツアーのようなものは苦手だし、自分であれこれ考えたり調べたりする事は全く苦にならない。

その時の気分次第で自由きままに行動する事は本当に楽しい。

フロントには長身で感じの良い男性スタッフがいて、ピサの斜塔までの行き方や、電車の時間まで詳しく教えてくれた。

リグリア海に面した街であるピサへはフィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅から電車に乗るんだが、ピサの斜塔から一番近いピサ・サン・ロッソーレ駅にはレッジョナーレ(普通列車)しか停車しないので、その一つ前のピサ・セントラル駅までレッジョナーレ・ヴェローチェ(快速列車)に乗り、そこでレッジョナーレに乗り換えるという行き方を教えてもらった。

すぐにホテルを出発してサンタ・マリア・ノヴェッラ駅の自動券売機でチケットを購入、一人8.4ユーロだった。

ピサ・セントラル駅までは快速列車で約50分程らしい。

調べてもらった時間に発車するリヴォルノ行きのレッジョナーレ・ヴェローチェに乗り込んだ。

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サンタ・マリア・ノヴェッラ駅構内

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レッジョナーレ・ヴェローチェ

二階建ての客車だったので景色の良い二階に座り、イタリアの田園風景を眺めながら電車の旅を満喫。

あっと言う間にピサ・セントラル駅に到着したが、接続の普通列車の発車時刻までは少し時間があるようなので一度駅の外に出てみる事にした。

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ピサ・セントラル駅

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駅前の街並み

駅舎はいかにもヨーロッパにありがちな作りをしていたが、街並みはフィレンツェとは少々違う雰囲気だ。

ちなみにこのピサ・セントラル駅からもピサの斜塔へ行けるのだが、バスに乗って10分、徒歩だと20分以上かかるらしい。

今回は教えてもらった方法で行く事にして、駅前をしばらくウロついた後レッジョナーレに乗る為に再び駅に戻った。

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レッジョナーレ

普通列車に乗ると、ものの数分でピサ・サン・ロッソーレ駅に到着。

なんだ、さっきの駅から歩けば良かった!と思う程近いではないか。( ̄O ̄;)

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ピサ・サン・ロッソーレ駅

とても駅とは思えない無人駅で、人影すら見当たらない、本当にここで間違いないんだろうか!?

ピサの斜塔へはこの駅から歩いて5分程となっているが、周りを見渡す限りピサの斜塔なんかどこにも見当たらない。(~_~;)

ところで8.4ユーロでチケットを買ったというのに、どこの駅でも改札は無く、快速列車や普通列車の車内でも検札すらない。

これではチケットを買った意味が無いではないか!

ヴェネチアでもそうだったが、このイタリアでは無銭乗車をするような悪い人間はいないのだろうか?

地元の人間から聞いた話によれば、もし無銭乗車が発覚した場合にはかなり厳しい処分があるのだとか。

それにしても人を信用しているのか、仕事ぶりがいい加減なのか、どちらにせよ日本ではちょっと考えにくいシステムだ。♪(´ε` )

さてと、ピサの斜塔はいったいどこにあるんだろう?

つづく