朝早く函館から移動したのもあり、この時点でかなり疲労していたが、青森での最後の夜を楽しむ為に、どこか一人呑みを楽しめそうなお店を探してフラフラと街を徘徊。
青森ベイブリッジ
するとなんとホテルのすぐ近くに良さそうなお店を発見!
いつものように飲兵衛としての経験と直感だけでこのお店に決定。♪( ´θ`)ノ
結果的に大正解。^ ^
中に入るとカウンターだけで7、8人程しか座れない小さなお店を大将一人でやっている。
品数はかなり多くて選ぶのも面倒だったので、大将に今日のオススメを何品か適当に見繕って出してくれと頼んだ。
すると「お客さんが食べたい物がオススメだから自分で選んでくれ」と返された。(~_~;)
むう、偏屈親父め~!と一瞬思ったが、なかなか面白い言い回しだなと思い、じゃあこれとこれをくれ!と頼むと今度は素直に「はいよ了解しました」と言って作り出した。
頼んだのはカキフライと刺身を数品、ところが出てきた物を見ると、カキフライに加えてイカリングフライ、刺身も注文した以上の種類が盛り付けてある。
あれ、なんか多いよ!と言うと、「それはワシの気持ちで出したオススメだから遠慮なく食べてくれ」と言っている。
なんだ、オススメあるんやないか!
(♯`∧´)
カキフライは身が大きいし、刺身も身が締まっていてどれも本当に美味しい。
おまけにビールは私の大好きな銘柄だし、こりゃあ初めての青森でナイスな店を見つけたわい!と嬉しくなった。
♪( ´θ`)ノ
カウンターには私の他に二人のお客さんがいて、一人は東京から出張で来ている方、もう一人は青森の浅虫温泉で温泉旅館を経営している方で、みんなで酒を呑みながら、色々な話に華が咲いた。
どなたもその日初めて会う人ばかりなのに、そのお店に一緒にいるだけで不思議と親しく会話が弾んだりする、まるで福岡の屋台のような魅力があるお店だなと思った。
もう少し飲みたかったが、疲れ果てて眠くて仕方が無かったので少し早いがホテルに帰る事にした。
みんなでまたこのお店で会おうと話をし、浅虫温泉の旅館の名前を聞いてお店を出た。
またこの青森に必ず来ようと思いながら、今回の東北、北海道紀行の楽しい思い出に満足しながら眠りについた。