私は基本的に資格や肩書きに頼る事が大嫌いであり、団体行動も苦手であるが、公認クラブに登録しないと大きな大会に参加できないので、仕方なく年会費を払っていた。
そのクラブはほとんどの会員が基礎スキーの選手で、アルペン種目をやっているのは私とあともう一人位であった。
ある時クラブの飲み会で、60過ぎ位の肩書きは立派なジイさんが私に向かって色々とウンチクを言ってきた。
「お前は速いが滑りが荒すぎる、速いのと上手いのとは違う!」とか言ってきたから面倒なので適当に聞き流していたのだが、酔っ払っていてあまりにもしつこいから、「アルペンレースで速いという事は結局上手いからでは無いの?」とやり返した。
すると、「お前が速いのはその身体があるおかげだ、技術で速い訳ではない!」
段々腹が立ってきたので、「ルールに身体の制限なんかありませんよ!タイムを競う競技である以上、速い者が勝ちなんだから!」
ジイさんはさらに怒り出して、「そんな考え方だからいつまで経っても上手くならないんだお前は!」
はいはい、あんたは確かに資格や肩書きは立派だけど、多少高齢とはいえそんな立派なスキーヤーが、コブは滑れませんだのアイスバーンは危ないだの、おかしいでしょうが!Σ( ̄。 ̄ノ)ノ
それは、どんな斜面でも滑る事が出来る!という一級レベルの最低条件なんだから。
まあ口で言いくるめる事しか出来ないんだろうけど、私も簡単にはやられません。
こんな感じかな?(~_~;)
それにしても、どこの世界にも必ずこういう人っているもんです。(-。-;