一番の目的は、高倉健さんの映画「鉄道員」のロケ地、JR幾寅駅に行く為だ。
JR幾寅駅
映画ではJR石勝線のローカル引き込み線の終着駅「幌舞」として登場し、物語の中心となっている。
JR幌舞駅?
実際はこの駅は終点では無く、南富良野町にある根室本線の小さな無人駅で、北は富良野、旭川、南は新得、帯広方面へと繋がっている。
地元の方から撮影当時の秘話を沢山聞かせてもらったのだが、JRのダイヤを乱す事が無いように、撮影時は二時間に一本位しか来ない汽車の合間に大急ぎでレールエンドを雪で作り、終着駅に見えるようにしていたのだという。(;゜0゜)
実際は駅の北側には町の小さなスキー場があるのだが、映画では作品上映らないようにしている。
こんな感じでスキー場があります。
こちらは駅の南側、幌舞を出発したキハを見送りながら健さんが「後方よし!」というシーンが印象的です。
駅の周辺には、映画のロケに使われたいくつかのセットや実際に使われたキハが輪切りにされて保存されていました。
ホームからの駅舎
駅舎内
志村けんが酔っ払っていただるま食堂
ひらた理容店
撮影に使われたキハ、残念な事に色が変わっていました。
ところでもしこの幾寅駅に行く機会があれば、是非とも駅を出てすぐ左にある小さな物産店を訪ねてみて下さい。
親切な地元の方が、それはもう色々なお話を聞かせてくれますよ!^ ^
続く。