この前トレーニングを通じて知り合った友人と、大阪のジムで一緒にトレーニングをした。
その友人は年齢こそ私と近いが、パワーリフティングの試合に今でも出場していて、ベンチプレスも150kg以上挙げるツワモノである。
この前も私が補助に入り、140kgでのセットをこなしていた。
ここしばらくフリーウェイトでそんな重量を挙げた事が無い私は、自分が少し前まで同じ位のベンチプレスをしていたという事がなんだか信じられない気がした。(~_~;)
好きこそ物の上手!とは良く言ったもので、この友人からは、ベンチプレスが大好き!という気持ちが良く伝わってくる。
思えば私も昔はベンチプレスが大好きで、それこそ毎日のようにジムに行ってはベンチプレスをやっていた。
現在行っているような計算されたトレーニングでは無く、ガムシャラにやっていただけだが、とにかくバーベルを握っているのが楽しくて仕方が無かった。
今では、良くあんなトレーニングで強くなったもんだ!と思うが、ベンチプレスに対する強い思いがあったからこそではないかと思っている。
賢くトレーニングする事はもちろん大切だと思うが、極端な話、嫌いなものをいくら賢くやろうが結果などたかが知れている。
私も決してベンチプレスが嫌いになってしまった訳ではない。
ただ怪我などの理由でいつの間にかベンチプレスを避けるようになり、昔のような気持ちを忘れてしまっていたのかもしれない。
肉体的に才能が無い私が、気持ちで周りの人間に負けていては勝てるはずが無い。
今回ベンチプレスが好きな友人と一緒にトレーニングした事で、大切な事を思い出したような気がする。