黒と黄色でカラーリングされた、それはもう有名なハワイ住民のアシである。
私がいたコンドミニアムのすぐ目の前のクヒオ通りを頻繁に走っていて、バス停はコンドミニアムの横にある交差点を渡ってすぐのところにあった。
はっきりした金額は覚えていないが、料金システムは均一で、何区間乗車しても2ドルとかいう感じだった。
定期もどこからどこまでで幾らというような設定では無く、どの路線にどれだけ乗ってもいいというもので、定期の有効期限によって金額が設定されているものだ。
これも金額を覚えていないが、確か一週間13ドル、一ヶ月30ドルとかいう感じだった気がする。
私は一ヶ月の定期を買う事にした。
定期はこれまたどこにでもあるABCストアやショッピングセンターなど至る所で買う事ができる。
私はゴールドジムワイキキのすぐ近くのABCストアで買った。
その時一緒にバスの路線図をゲットし、何番のバスでどこに行けるかなどを、暇な時に眺めては楽しんでいた。
ゴールドジムには基本的に夕方以降に行ってトレーニングをしていた。
昼間はやる事も無いので、その時の気分で色々な事をしたり色々な場所に行っていた。
一番行っていたのがやはり海である。
海と言っても観光客みたいにビーチで焼いて海水浴をする訳では無く、昔からやっているマリンスポーツ、サーフィンだ。
最近はめっきりやっていないが、九州にいる頃は宮崎の木崎浜や青島で暇さえあればサーフィンをしていた。
だから波友達からハワイのサーフィン事情もある程度仕入れていた。
私はショートボードを持っているのだが、大変な荷物になるし機内で破損する可能性も高いので、日本からは持って行かず、現地で中古の安いサーフボードを探す事にした。
オアフ島は世界一のビッグウェイブで知られるサーフィンの聖地でもある。
サーフショップも至る所にあるから、暇さえあれば顔を出して、情報を入手したり、安いTシャツを買ったりしていた。
問題なのはサーフボードをバスに持ち込めないという事だ。
まず100%ノーと言われてしまう。
せっかくバスの定期があるし、路線図で目当てのサーフポイントに行けるバスも調べたのに。
仕方ない、作戦変更するしかない!
( ̄^ ̄)ゞ
サーフショップのスタッフに事情を説明すると、あちこちにあるサーフポイントにはまず必ずと言っていい程近くにサーフショップがあると言う。
そこまでバスで行き、ボードを買えば預かってくれるしレンタルボードもあると言うのだ。
これは素晴らしい!早速バスで色々なポイントに行き、どの辺りを自分のホームブレイクにするのか検討する事にした。
なんだかサーフィン紀行みたいになってしまったが、夜はちゃんとゴールドジムに行ってトレーニングを頑張っていましたよ!
次回はゴールドジムホノルルについて書いてみようかな?
続く。