久しぶりに胸のワークアウトにスミスマシンを使ってみた。
最近はもっぱらフリーウェイトでやっていたが、肩関節の違和感があったのと、たまには違う刺激を与えてやろうと思い、またしても直感でメニューを決めた訳であります。
マシンの良いところは動作の最中、細かい筋群の参加を少なめに抑え、大胸筋などの大きなアウターマッスルを中心に負荷をかけやすいという点である。
ただこれはフリーウェイトでしっかりと主働筋をメインに使い、ウェイトをコントロールできる人が使って初めてマシンの特性を最大限に活かせるものであり、素人がいくらマシンを使おうが、軌道をマシンが肩代わりしているから安定しているだけでターゲットとする筋群に効率良く負荷を与えるのは困難である。
マシンの多くはテコの原理を使っていたり、ケーブルや滑車、ハンドルなどの触媒を介していてウェイトそのものの刺激がダイレクトに身体に伝わりにくい場合があるのだが、ことスミスマシンというものはフリーウェイトとマシンの合いの子とでも言えばいいのか、バーベルのフィーリングで安定したリフティング動作ができるという、大変な優れものなのである。
負荷がフリーウェイトのように重力方向である鉛直にかかるのも良いところだろう。
総合力ではフリーウェイトに軍配かもしれないが、インナーなど傷めている細かい筋群の参加を極力抑えてトレーニングしたり、主働筋に強い負荷をかけたい場合など、マシンの特性を最大限に利用する事は大変効果的だと考えている。
今回久しぶりに使ったスミスマシンでの胸のワークアウト、角度を変えて二種目。
いずれもハイパートロフィートレーニング。
45°インクラインプレス
100kg 15回 2set
ナローグリップベンチプレス
90kg 20回 2set
久しぶりだがかなり良いフィーリングだった。
やはりリフティングの軸を確認する為にもスミスマシントレーニングはたまにやるべきだ。
ところでもうすぐうちの近くでジャパンクラシックベンチプレス大会が開催される。
私は参加しないが友人が何人もエントリーしているから会場に行く予定である。
もし行かれる予定の方、会場で見かけたら是非とも声をかけて下さいませ。^ ^