なぜ野球は走るのか〜過酷なランメニューに隠された秘密〜 | ごりブログ

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こんにちは、本日のごりブログです。

 

 

野球部って、いつも走ってますよね笑

 

「なんで野球部は試合中、止まっていることが多いのにあんなにいつも走ってるの?」

 

この質問は何度サッカー部やバスケ部の友達に聞かれたか、数えきれません。笑

しかしこの答えは、野球部の私たちにしかわかりません。

何と言っても野球には必要不可欠とも言える「下半身」の強化と、真夏の炎天下での長い試合を戦い抜く圧倒的な「体力」を身につけるためですよね!

 

今回はこの二つについてご紹介させていただきます。

 

 

強靭な下半身の必要性

夏の甲子園でひときわ輝く注目選手たち、そしてプロ野球選手や世界で戦うメジャーリーガーの選手たち。彼らのたくましいお尻と太ももに、一度は見とれたことがあるでしょう。

そう、「投げる」「打つ」「走る」この三拍子をより力強く、そしてそのパワーを瞬発的に発揮するには、「強靭な下半身」が必要不可欠なのです。

 

球を持つのもバットを持つのも「手=腕」ですよね。しかし、上半身の力の何倍もの力が下半身にはあるのです!よくよく考えてみてください、いつも立って、歩いて、走って、常に自分の何十キロもある体を支えているのはその「下半身」なのですから。

そう、もうわかりますよね、いかにその下半身を強化し、その下半身で生んだパワーをいかに上手く上半身に伝えるか、これが野球選手として大幅に成長する「鍵」なのです!

 

よく、「下半身と上半身の連動」という言葉を聞きますが、つまりはそういうことなのです。

投手が他の選手の何倍も走り込みをするのは、もちろん投手は1試合何十球も投げ続けるため、その下半身にかかる疲労が半端ではないからです。

要するに、速い球・強い球を投げるためには、強い打球を遠くへ飛ばすためには、「強靭な下半身」を作り上げ、生み出したパワーを上半身と連動させる訓練をすることが何より重要なことなのです!

 

圧倒的な体力の必要性

球児にとっての一番の夢の舞台はなんでしょうか。

そう、夏の風物詩とも言われる「甲子園」ではないでしょうか。

その甲子園に向かって戦う地区予選から、甲子園が行われるのは7月、8月という夏真っ只中なのです!

何が言いたいかというと、30度を超える炎天下で、9イニング(およそ2時間もしくはそれ以上)という長い試合を戦い抜かなければならないということです!

 

しかも、ただ長い時間耐え抜くだけではありません。その中で目まぐるしく変わる試合の状況、それに伴ったチームのとるべき作戦、逆に相手のとる作戦など、様々な場面での正確且つ迅速な判断とプレーが問われるのです。

また、「後半勝負」「野球は9回裏2アウトから」という言葉がある通り、体力と集中力の限界に挑んだ末迎える終盤、そこでドラマが起こることは当然あり得るのです。日々の厳しいトレーニングや練習を乗り越えてきたその自慢の体力が、終盤の一踏ん張りや、逆境にも負けずに立ち向かえるチーム力に繋がるのです!

 

ここでいう「体力」とは、ひとえに身体面だけではありません。身体面に加え、「精神面」も一つの体力と言えます。

「負けん気」なんてのはその時その時の気合いだけで発揮できるものではありません。本当に、最後の最後に、ここぞで踏ん張れるかどうか、押し切れるかどうかは、それまでの厳しい日々を仲間と共に乗り越えた経験値があってこそ、発揮されるものなのです!

その厳しい日々の恩恵を受け、「乗り越えてきて良かった」その実感は、全て最後にいきなりやってくるのです。

 

 

以上が、私の考える「なぜ野球部は走るのか」です!

とても辛いです。走るのも、トレーニングも、とても辛いです。でも、意味のないことは何一つありません。むしろ、辛い練習の時にこそ、その意味を考え、イメージし、一つ一つを自分の体に染み込ませてください!

その日々がいつか、必ずあなたたちの武器となって戦ってくれる時が来るはずです!

 

本日も、最後まで読んでいただき有難うございます(^^)

これからもたくさん執筆していきますので、ご愛読のほど、宜しくお願いします(^^)