父のこと
はじめに、2023年5月父はステージ4(末期)の肺がんではあるものの生きている!
2021年の9月から始まった闘病(現代の医療では完治は出来ない)生活で、薬物治療によってガンの進行を遅らせながら生活していたのだが2023年4月に立ちくらみが治まらず検査したところ脳への転移が見つかった・・・
肺がんから脳への転移は起こりやすいらしいが、実際に転移を知ったときは落胆が隠せなかった。
それでも一縷の望みを持ってガンマナイフ治療(脳の腫瘍にピンポイントで治療をするもの)が出来るかどうかを専門医に聞きに行った。
結果は残念ながら出来なかった。
脳の全体に細かく広がった今回の転移ではガンマナイフ治療は適さないらしく、「全脳照射」(頭全体に放射線を当てる治療)をすることになった。
普通は通院をしながら10回程度に分けて治療をするらしいが、父は体力が落ちてしまいまともに歩けなかったりしたので入院をして治療を受けさせてもらっている。
このままの体力では脳の腫瘍が治まっても、抗がん剤による治療が続けられないので再発の可能性もある。
本人はもう治療が辛くて痛みを緩和していくことを選択しようとしているようだ。
今まで抗がん剤の治療のために何度か入院をしていたけれど、今回の入院で父がいない部屋をみるのはとても寂しい気持ちがある。
父との残された時間はもうかなり少なくなっているんだと思う。
生きているうちに伝えられることは全部伝えたいと思う反面、顔を合わせたときに思ったことの半分も伝えられていない。
少しでも楽になって帰ってくることを願っている。