わかっていることなのに・・・
◎自分、冷静を装う
最近、父との会話の中で今後の話をすることが多い。
父はステージ4の肺がん。
1回目の抗がん剤治療が終わってから約7ヶ月。
腫瘍マーカーの数値をみたりCTで腫瘍の大きさをみたりして2回目の抗がん剤の時期を考えているところでした。
11月に入り検査結果から、少し進行しはじめているらしく2回目の抗がん剤治療を始めることが決定!
入院の日は付き添いをする。
父はよく言う
「ある日突然、別れも出来ずに亡くなってしまう人もいる。自分はがんになったことで残りの人生を今までと違った(できなかった)ことをしたり出来る。」
確かに父は前までならついて来なかった旅行や、孫のサッカーの試合に足を運ぶようになった。
父と2人でフードコートでご飯を食べたのも病気になってから初めてだった。
子供の頃は兄弟が、大人になってからは妻や子供がいる時しか一緒に御飯食べに行くことはなかったからだ。
父はなんともサッパリした感じで
「俺に最終的な延命はいらない。自分の力で呼吸ができなかったり、食事ができなかったりしたら機械はつけてくれるな。」
その時が寿命だと言っていた。
今の時代、機械をつけて生き延びても入院して自分で動けない、家族も面会できず話もできないのでは楽しくないと言っていた。
僕は冷静を装い、その言葉を受け取りながら心のなかでは
それでも家族は少しでも長く生きていてほしいと感じるものだなと思っていました。
今回の治療も順調に終わり、少しでも長く普通の生活が出来る事を願います。