最近、周りの役者が売れてきた。

それはとっても嬉しいことだ。

どんどん売れて欲しいと素直に思う。

只、一つだけ悔しく思うことは

圧倒的なオーディションの量の違いだ。

オーディションを沢山受けたからとて受かる訳でもなく、周りの役者と同じくらい受けたからとて自分が売れるとも思わない。


ただ、一つの場としては多い方が良いに決まっている。

役者を初めて10年になるけどオーディション受けたのは2回くらいかな。

2回だよ。2回。

これは自分のせいでもあるな。

5年に1回計算。


これは笑い事ではなくて完全なる己の愚痴である。

しかし、愚痴をこぼさなくては心が壊れそうだからたまには綴ってみることにした。

ヘラヘラしてるけど、かなりキツイ。

去年、初めてテレビドラマに出演した。

とても貴重な体験でした。

それの反動かもしれない。

でも役者としては当たり前の気持ちだと思う。

雨の日には雨の中を

風の日には風の中を

当たり前の状況の中で当たり前のようには過ごせなくなりつつある。

ぼんやり

ぼんやり

ぼんぼくらぁ。

まだまだ我慢の足らない自分がいる。

ここが勝負とわかっていながら読みかけの本をほっぽりだしてしまう。

ぽいっ。

ぽいっ。

ぽいっ。

まるで1日1日をほっぽりだすように。

それでも映画だけは面白くて観てしまう。

11月には自分のプロデュース公演が控えている。

それが終わってからまた考えよう。

今年一年どうなるか、とても楽しみだ。