こんばんは、ゴージャス松野です!
·
·
今日は二十四節気の第一節気で立春💮・・・立春は、暦の上では「春の気立つを以って也」と記されています。
·
·
しかし、立春といえば、天気予報等では常套句のように『暦の上では春ですがまだまだ寒さが・・』といった言い回しが使われています。
·
·
立春には、春という字が含まれますから、一見すると寒かった冬は終わり花が咲き、気温の穏やかな日々をイメージしてしまいますが、立春は正確には『春が立つ』という意味で、立春を迎えた頃から気温の底はピークを過ぎ、徐々に春めいた気温や天気に変わっていくという意味合いなのです。
·
·
そう考えると、立春はこれから本格的な春がやってくるための始まりの日なので寒くて当然で、立春は、冬至と春分の日の中間ということもあり、昼がかなり長くなっていて「気温が上がり始める」頃で、つまり「気温が上がり始める」=「これ以上下がらない」、言い換えると「一番寒い」ということなります。
·
·
春夏秋冬という言葉があるように、日本では四季の始まりは春になります。
·
·
カレンダー上は、新年は1月1日からですが、かつては人々が生活を営む上での1年の始まりは春と捉えられていました。
·
·
そんな意味で、立春の前日の節分には厄を払うために豆まきを行い、そして新しい1年を迎える立春には、その1年がいい年であるようにと願いを込めて「立春大吉」と書かれたお札を掲げる風習が生まれました。
·
·
『立春大吉』は禅宗のお寺から来ている慣習ですが、この文字を縦に書いて真ん中に線を入れてみると、文字は左右対称になって見えます。
·
·
その昔、『立春大吉』と書かれた御札が貼ってあった家に鬼が入り、鬼が振り返ると、入る時と同じ『立春大吉』の文字が見え(鬼から見て裏側)、「まだ入ってなかったのだ」と思い逆戻りして出て行ってしまったことから、『立春大吉』のお札を貼っていると厄除けになるという習わしが出来たということです。
·
·
·
本当の春が待ち遠しい今日この頃です😊
·
#立春
#立春大吉
#春