こんばんは、ゴージャス松野です！
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今日3月17日は彼岸の入り・・・彼岸とは煩悩を脱した悟りの世界のことをいいます。
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煩悩と迷いに満ちたこの世を「此岸」と呼ぶのに対して、向こう側の岸という意味で「彼岸」と呼ばれています。
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彼岸の真ん中の日を『中日』として、その前後三日間合わせて1週間が彼岸となります。
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俗に、彼岸の中日に先祖の供養を行って、残りの6日間は悟りの世界に達する為の六つの徳目である六波羅蜜を1日一つずつ修めるといわれています。
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(六波羅密)
〇布施：ほどこすこと
〇持戒：戒を守ること
〇忍辱：耐え忍ぶ事
〇精進：励むこと
〇禅定：心を落ち着けること
〇智慧：真の認識
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六波羅密の第一である『布施』・・・「お布施」というと、僧侶に払うお経代、供養料のような印象が強いですが、布施とは対価として支払う ものでもなく、お金に限ったものでもありません。
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自分のできることを相手を選ばずに精一杯、他の命に対してすること、これこそが「布施」であり、修行として自分自身の為に行う行為です。
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〇眼施（やさしいまなざし）
・仏様のような優しいまなざし。
〇顔施（穏やかな表情）
・周りの人を和やかにさせてくれます。
〇言施（やさしい言葉）
・口先だけでなく心のこもった言葉が大切です。
〇身施（身体を使う布施）・無茶をせず自分なりに頑張りましょう。
〇心施（思いやり）
・相手の気持ちになって慈悲の心をもつこと。
〇座施（譲り合い）
・座っている場所を譲り、物を分かち合う心。
〇舎施（親切なおもてなし）
・宿を貸してあげるように困った人を助けるということ。
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仏壇やお墓にお供えする物の中にも六波羅蜜の行が顕されています。
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○布施－水
○持戒－塗香
○忍辱－花
○精進－線香
○禅定－ご飯
○智慧－灯明
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供養という文字には、共にに養うという意味が有るそうです。
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慌ただしい日常ではありますが、彼岸にはご先祖様へ日頃の感謝を込めて、是非お墓参りをしてみてはいかがでしょうか😊
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覚念行秀 合掌
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