こんばんは、ゴージャス松野です!
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今日3月20日は彼岸の中日でした。
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彼岸とは、煩悩を脱した悟りの世界のことで、煩悩と迷いに満ちたこの世を「此岸」(しがん)と呼ぶのに対して、向こう側の岸という意味で「彼岸」と呼ばれています。 
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彼岸の語源は、サンスクリットのpāram(パーラム)の意訳ですが、仏教用語としては、「波羅蜜」(Pāramitā パーラミター)の意訳「至彼岸」に由来しております。
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彼岸の真ん中の日を『中日』として、その前後三日間合わせて一週間が彼岸となり、期間中は、俗に彼岸の中日に先祖の供養を行って、残りの六日間は悟りの世界に達する為の六つの徳目である六波羅蜜(布施・持戒・忍辱・精進・禅定・智慧)を一日一つずつ修める日とされています。
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浄土思想においては、極楽浄土は遥か西方の彼方に有るといわれており、春分の日には、太陽が真東から上がり真西に沈むことから、西方に沈む太陽を礼拝して遥か彼方に有る極楽浄土に思いを馳せたのが、彼岸の始まりであるということです。 
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供養という文字には、供に養うという意味が有るそうです。 
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慌ただしい日常ではありますが、彼岸にはご先祖様へ日頃の感謝を込めて、是非お墓参りをしてみてはいかがでしょうか😊