こんばんは、ゴージャス松野です！
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東日本大震災から今日で丸9年・・・福島在住の私は、当時ライフラインの寸断や物流の停滞で避難生活を余儀なくされ、先行きの見えない不安と度重なる余震に怯えつつ1日1日を過ごすことで精一杯でした。
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被災地にはそれぞれの地域でそれぞれの被害の形が有り、そしてそれぞれの復興の形が有りますが、大震災から丸9年経過した今、被災した東北の各地は力強く復興の道を歩んでおります。
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私が住む福島市は、放射能という目に見えない課題を今なお抱えた状態ではありますが、街中は震災前と全く変わらない状態まで活気を取り戻しました。
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奇しくもこのタイミングで、世の中はコロナウィルスの恐怖に怯える毎日ですが、私は3月11日を迎える度に、毎年震災の年に満開に花を咲かせた桜の木のことが頭を過ります。
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震災から約1ヶ月後に、地震や放射能の影響をものともせずに見事に花を咲かせた桜・・・桜の花を見てあの時ほど感動したことはかつて有りませんでした。
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震災はとても辛くて悲しい出来事でしたが、そんな時でも辛さや悲しさを吹き飛ばすような感動を与えてくれた桜の花・・あの時の感動は地震の教訓と共に、しっかり心に刻み続けなければならないと思っております。
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コロナウィルスの1日も早い収束を願いつつ、震災で犠牲に遭われた皆様のご冥福を心よりお祈り申し上げます。
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覚念行秀 合掌