こんばんは、ゴージャス松野です!



梅雨時は天気が崩れやすく、気圧の変化や寒暖差等の外的要因がストレスとなって自律神経のバランスが崩れやすい時期です。



今日は、自律神経の乱れを鎮静させ、梅雨の季節特有のストレス緩和にも働いてくれる『GABA』について、少しご紹介をさせて頂きます。



GABAはγ―アミノ酪酸というアミノ酸の一種で、正式名称はGamma Amino Butyric Acidです。



GABAは元々自然界に存在するもので、私たち人間の脳や脊髄といった中枢神経にも多く確認されています。



ドーパミンやグルタミン酸が興奮性の神経伝達物質であるのなら、GABAはそれと反対の働きをする抑制性の神経伝達物質で、ストレスをやわらげたり緊張した神経をリラックスさせるといった働きが有ります。



GABAは睡眠中に体内で合成されますが、睡眠時間が短かったり、睡眠サイクルの乱れやストレスから熟睡できなかったりすると、体内でのGABAの合成量が少なくなり不足してしまいがちです。



《GABAの効能》

〇「抗ストレス作用」
・私たちの身体で抑制性と興奮性のバランスを程よく保っているのが神経伝達物質。
・GABAが不足してしまうと興奮性の神経伝達物質が過剰に分泌されてリラックスが出来ていない緊張した状態が続き、ストレスの影響を受けてしまうおそれが有る。
・GABAはもともと私たちの体内で生成され中枢神経に存在しているので不足することは無いけれど、強いストレス状態に陥ってしまうと体内で大量に必要とされる為に食べものから摂取する必要が出てくる。



《GABAを多く含む食品》
〇「果物や野菜に多く含まれているが、特に着目したいのはトマト」
・ストレス対策としてGABAを求めた場合、1日あたり30~50mgのGABAが必要とされているが、トマト100gあたりの含有量は62.6mgと充分に摂取する事が出来きる。
・ジャガイモ100gあたり35mgで、温州貯蔵みかんは100gあたり28.9mg、ぶどう100gあたり23.2mgと効率良く摂取したい場合にトマトが狙い目。



ストレスを感じている皆さんは、是非お役立て下さい(^-^)