こんばんは、ゴージャス松野です!



今日はジムに行って来たので、体に関する話題をアップさせて頂きます。



【トレーニング後のスパタイム】


今までは『トレーニング直後にサウナや入浴で体を温めると良くない』とよく言われてきました。



これは「汗をかいて水分不足の状態で、サウナに入ったり入浴すると脱水症状を招く」「ハードなトレーニング後は筋肉も軽い炎症を起こすので、温めない方がよい」といった考え方や、「筋トレ直後に体を温めると、筋肉が合成されにくくなる」という実験結果に基づいています。



しかし、最近は逆の考え方も主流になりつつあります。



入浴は副腎皮質ホルモンの一種で、筋肉を減らして脂肪を蓄えようとするストレスホルモン(コルチゾール)の値を下げることが明らかになりました。



副腎皮質ホルモンは「生命維持に必要な最低限のホルモン」であり、(精神的、肉体的)ストレスによって刺激されます。



筋トレによる「精神的、肉体的ストレス」は、コルチゾールを増やしてしまう原因の一つですが、入浴することでコルチゾールの分泌を抑えられることが確認されていて、「風呂に浸かってリラックスする」ことが、内分泌の観点からトレーニングの効果を向上させてくれると言われています。



〇『筋肉を温めるメリット』

・筋肉を温めることで筋肉の成長が促される。
・筋肉を温める(熱によるショックを与える)と、成熟していないタンパク質の変性を防ぐために、ヒートショックプロテイン(HSP)が増加する。
・ヒートショックプロテインには細胞を活性化させる効果がある。
・筋トレ自体によるヒートショックプロテインの増加と、入浴によるヒートショックプロテインの増加の相乗効果が期待出来る。



ただし、激しいトレーニングにより筋肉に怪我レベルの損傷が有った直後は、アイシングをすることが先決となってきます。



トレーニングをしている皆さんは、是非ご参考になさって下さい(^-^)