こんばんは、ゴージャス松野です!



今日はジムに行って来たので、体に関する話題をアップさせて頂きます。



最近、ネット上で『今日はチートデイだから・・・』といった書き込みがよく見受けられます。



『チートデイの正しい意味』


「チート(cheat)」には、日本語で「騙す、ごまかす」といった意味があり、「チートデイ」は、減量をスムーズに行うために大幅な変化を加え自分の身体を騙す日を言います。



人間の体には、体内の内部環境を一定の状態に保ちつづけようとする「ホメオスタシス(恒常性)」という機能が有り、減量中に急激に脂肪が減っていく事で、脳が危機感を感じて、生命維持の為に脂肪を燃焼する働きを極端に低下させてしまいます。



一般的に、この状態を『停滞期』と呼んでいます。



つまり、減量を続けていると、その状態に体が慣れてしまい、身体が飢餓状態に陥ったと勘違いして、エネルギー消費をおさえてしまい、その結果、普段と変わらない生活でも消費するエネルギー量が減り、思い通りの減量ができない状態に陥ってしまうのです。



「ホメオスタシス」による停滞期は1ヶ月程で終了しますが、減量期間中、丸1日だけ摂取カロリーを増量して、飢餓状態を防ごうとする身体を騙して満足させます。



これがチートデイに当たり、減量中の停滞期にチートデイを取り入れることにより、体は再度脂肪を燃焼する減量モードに切り替わるのです。



チートデイをダイエット中のストレスを発散する為の「ヤケ食い日」と解釈している方もいるようですが、それとは全く意味が異なります。



『チートデイの有効な取り入れ方』

〇「チートデイのタイミング」
・順調に進んでいる減量の停滞期に行う。
・通常期と比べて5%以上減量出来ている時。
・かつ、体脂肪率が20%以下の時。


〇「チートデイの頻度」
・体脂肪率20%~15%前後までは2週間から10日に1回。
・体脂肪率10%~5%前後は1週間から5日に1回程度。  


〇「理想的な摂取カロリー」
・チートデイには、体重×4~50カロリーを目安に食べたい物を食べたいだけ食べるというのが原則。
・出来るだけ炭水化物とたんぱく質の量を増やすようにする。
・中途半端にしか食べれない時は逆効果になるので行わない。


〇「チートデイの期間」
・減量中の停滞期の1日だけにする。
・翌日からは、気持ちを切り替えて再び従来の減量食に戻す。



停滞期に入っていなかったり、中途半端な食べ方、不適切な頻度でチートデイを取り入れでも逆効果になってしまいます。



減量をしている方は、是非ご参考になさって下さい(^-^)