こんばんは、ゴージャス松野です!



今日は、福島市を代表する山・信夫山に鎮座する羽黒神社の祭礼『信夫三山暁まいり』の日です。



江戸時代から三百有余年にわたり受け継がれたこのお祭りのハイライトは大わらじの奉納です。



奉納される大わらじは、長さ12メートル、幅1.4メートル、重さ2tもある巨大わらじで、その大きさは名実ともに日本一といわれています。



羽黒神社の仁王門に安置されていた仁王様の大きさにあった大わらじを作って奉納したのがこのお祭りの由来といわれています。



戦前は、市内各地から無病息災と家内安全を願って毎年五つぐらいの大わらじが奉納されていましたが、現在は地元地区の御山敬神会だけが五穀豊饒と健康を祈願して大わらじを製作しているということです。



百人以上もの担ぎ手が、大わらじを担いで約6時間かけて潔い掛け声とともに市内目抜通りを10キロに渡って練り歩いた後、険しい山道を登って羽黒神社に奉納します。



ちなみに、この暁まいりから派生したのが、8月に行われる『わらじまつり』です。



『わらじまつり』は1970年から始まった比較的新しいお祭りですが、今では福島の夏を彩る代表的なお祭りとして話題を呼んでいます。



夏と冬に一足ずつのわらじを奉納して、合わせて一対となるそうです。



福島駅の新幹線乗り場コンコースには、常時巨大わらじのモニュメントが展示されています(^-^)