こんばんは、ゴージャス松野です!



「モノの流入を断ち、要らないモノを捨て執着から離れる」



『断捨離』は、クラターコンサルタントの『やましたひでこ』さんが提唱をした言葉です。



基本的にはヨガの行法である「断行」「捨行」「離行」という考え方を応用した発想法であるということです。



『人生や日常生活に不要なモノを断ったり捨てることで、モノへの執着から解放され身軽で快適な人生を手に入れよう』という考え方や生き方や処世術・・・つまり、『断』=入ってくる要らない物を断ち、『捨』=家にずっとある要らない物を捨て、『離』=物への執着から離れる、それが『断捨離』の基本的な考えであるということです。



断捨離では、モノを捨てられない原因は「自分とモノの関係を意識していない」ことが原因なので、他人からの命令で「捨てる」のではなく、あくまでも自発的に「捨てる」ことが重要だそうです。



つまり、自分の周りに有るモノを「無意識で何となく持っているモノ」「関係が曖昧なモノ」「明確に必要だから持っているモノ」の三つに分類して、そしてその意識のレベルの高い低いを明確にすることが大切になってくるということです。 



また、モノを上手く捨てられないということは、「それが二度と手に入らない」と「無意識に思っている」からで、言い換えれば「自分の未来を信用していない」ということに等しいということです。



「断捨離」を身につけることは、単にモノといった物質的なことだけに留まらず、イコール人生を自分で選択する技術を身につけることに繋がるそうです。



禅宗の僧侶が出家修行に出る時に携行できる持ち物は、大衣・上衣・中衣 の三着の衣と托鉢や食事に使う鉢の4つで、称して『三衣一鉢』であるといわれています。



修行僧は俗世間の欲望を断って、簡素な生活で修行に専念することが原則なので、個人の所有物は極端に制限されるということです。



執着心を捨てて必要なモノを捨てる・・・不必要なモノを持たないことによって得られる心の豊かさは、断捨離も禅の世界も相通じるところがあるような気が致します(^-^)