<一坪たりとも渡さない><怒りの島>

 

富士見市年金者組合映画サークルの

映画を観に行った

 

「沖縄」(製作山本薩夫、監督武田敦、地井武男、佐々木愛主演1970)

 

第1部は敗戦後米軍の沖縄の土地取り上げ反対運動を

第2部は米軍基地内の労働者の改善闘争を中心に

沖縄が米軍基地に取り上げられる様子が生々しく表現されていた

 

 

昭和47年に沖縄が本土復帰して47年経った現在

再び辺野古基地建設でよみがえっているようだ

 

 

一坪たりとも渡すまい

【作詞・作曲】沖縄青年合唱団
       佐久川 末子
       昆布土地を守る会
       第4次日本のうたごえ代表団

 

1.東支那海前に見て
  わしらが生きた土地がある
  この土地こそはわしらが命
  祖先ゆずりの宝もの

2.われらはもはやだまされぬ
  老いたかたき手のひらは
  野良の仕事の傷のあと
  一坪たりとも渡すまい

3.黒い殺人機が今日も
  ベトナムの友を撃ちにゆく
  世界を結ぶ この空を
  再び いくさでけがすまい

 

この歌と「沖縄を返せ」の歌を唄い、本土と沖縄で連帯して

復帰運動をいていたころを思い出した

 

沖縄返還基地反対運動はアメリカのベトナム戦争反対運動と

重なり多くの民主勢力が結集した

 

沖縄では「本土復帰」

 

本土では「沖縄返還」 

この列のうしろのほうに当時血気盛んなサブロウもいた

 

基地内労働者の10割休暇闘争(ストライキ)の日は

1機もベトナムへ爆撃機は飛び立たつことはなかった

 

1972年5月 琉球返還を記念して作られた

左に日本切手、右に琉球切手を貼って消印している

琉球切手は6月3日を最後に使用禁止となった

 

普天間基地は、辺野古基地へ移転ではなく

単独で返還されることになっていた