落語ってなんてうっかり者が多いのでしょうね。今回登場するうっかり者は、はんぱじゃない。


日常からかけ離れたうっかりを演じるのは逆に難しいのではないだろうか。タイトルですが『そこつながや』と読みます。漢字って難しい…。


八五郎と熊五郎、熊と八の名コンビのお話です。


八が鼻歌をうたいながらおでかけ中、


浅草の雷門に前を通りかかると、人だかりがわんさわんさ。


『なんだい、どうしたい?』 八が人をかきわけ覗き込む。


なんでも行き倒れだそうだ。


『わぁぁ!おい、熊じゃねえかぁー。』


『おまえさん知り合いかい?』


『知り合いもなにも、俺の兄弟分だい!』


『こんなとこで野垂れ死になんて…。さぞかし寒かろうに…。』


『今朝声掛けた時、どうも生気のねぇ顔してたと思ったぜ。』


『おいおい、行き倒れの男は昨晩から倒れていたらしいぜ、そんなわけねぇだろ。』


『いやいや、あいつのんきだからさ、自分が死んだのもしらねぇで、体をここに置いていっちまったんだ』


『ちょっと待っててくんな。今本人をつれてくるから。』


『??あんた、大丈夫かい?』


と人の話もきかず、猛ダッシュ!


具合が悪く寝込んでいた熊をたたき起こす。


『おい!熊、起きろ!寝ている場合じゃねぇ!おめぇ、死んじゃったんだぞ!』


寝ぼけ眼の熊


『えぇ!!俺が死んでる?…そういやぁ、昨日しこたま飲んで記憶がねぇよ。浅草を通ったような気もするな。俺ってしんじまったの?』


『そらみろ。すぐ死体を引き取りにいくぞ!』


はぁはぁ言いながら現場につくと、


『やれやれ、またあわて者がきたよ…。』


とあきれ顔。


『な!熊。俺の言ったとおりだろう。』


『おぉっ!なんてあさましいすがたに、うぅっ…。』


『よし、熊!運ぶぞ。よいしょ。よいしょっと。』


『でも兄貴ぃ。自分の死体を運ぶなんて、ぶざまだよな。』


『つべこべ言わず、もっとしっかり力いれな!』


『でもね、兄貴。運ばれてんのが俺だとしたら、運んでる俺はいってぇ誰なんだい?』






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湯屋とは銭湯のことです。江戸時代はよっぽどの、金持ち以外はお風呂はもってません。江戸の後期1800年ころまでは、男女混浴だったそうです。


風呂代は今で言うと200円前後だったらしい。1ヶ月間のフリーパスなんてのもあったそうです。


よく『朝風呂』といいますが、今の銭湯は朝はやってませんが、昔は朝からやってました。朝風呂を浴びて…。なんて江戸っ子っぽいですよね。


銭湯の中には、将棋などをする場所があり、ひとつの社交場的な存在だったようです。


文化的な面だけ見ると、江戸の時代はとっても豊かな感性があったんじゃないかと思えてしまいますね。



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『あー退屈だなぁ』


『そうだなぁー、なんかおもしれぇことないかな。』

 

『3丁目の角におもしれぇ看板があったんだ。あくび教えます、だってさ』


『へぇ、あくび?なんか面白そうだねぇ。行って見るか?』


『まぁでもお前さん、すぐ飽きた、あーつまんねぇって言うからな、こないだもお茶を習いに行って…』


『…。いいじゃねかよ、とりあえずいこうぜ!』


稽古場につくと、講義がはじまっている。みんなまじめな顔をして、メモをとっている。あくびをすると、○○が活発になって、健康にいいだとか、背筋の伸ばし方だとか…。実技の指導も…。



『あくびなんて、意識すると、あんまりでねぇもんだな。』


『こりゃぁ意外に難しいかも。』


なんていっている内に、だんだん飽きてきた。


『あぁーつまんねぇや。 ふぁ~ぁ』


すると先生


『君!素質があるねぇ!いいあくびだ。』




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『俺は、かかぁが1番怖い 』


『あっしは雷』 『地震』


などと、長屋の若い連中が集まってワイワイやっている。


ひとり冷めた態度の熊八…。


『熊は何が怖いんだ?』


『まんじゅう…。』


『え?まんじゅう!? まじで?』


『なんで?』


『いやもう、あんこの甘さとか…。いやもう寒いぼがでるんすよ』


『へぇー』


熊八はいつも、すました態度で冷静。


『熊のあせる様子を見てみたい』


誰かが言い出し、


『奴が寝てる時に山ほどのまんじゅうを放り込めば…。』


ということで、作戦開始。


バケツいっぱいのまんじゅうを買い込み、熊の寝込みを狙って放り込んだ。


待てども待てども出てこない。


『もしかして、気絶してるんじゃねぇか?』 


おそるおそる部屋をのぞいて見ると…。


まんじゅうをほおばる熊。


『おめぇ、まんじゅう嫌いじゃねえのか?』


『いやぁ、まんじゅうは大好物でして、へっへ。』


『ちっ!やられたぁ。おまえさん、ホントに怖いもんはなんなんだい?』


『しいて言えば…。濃いお茶がいっぱい』



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火事息子 』ででてくる火消し。

火消しは3つ存在していた。


大名火消し・・・各大名が抱え、江戸城や各藩の周囲の消火にあたる。

定火消し・・・幕府の組織で、江戸城の周辺を守る”ガエン”とも呼ばれた

町火消し・・・あの大岡越前(大岡忠相)が組織した、町人の消防組織。『いろは48組』などが有名。

        給料は町が負担


消火というが、現代のように、火を消すというのではなく、風下にある家を、壊して延焼を防ぐというのが主な仕事であった。『家を壊す専門家』といえるでしょう。


『鳶(とび)』というのはここから生まれているようです。日常は土木作業、建築現場の足場を作ったり、お祭りの準備、様々な雑用をこなしていた。



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火事と喧嘩は江戸の華。といわれるように、火事が非常に多かった。


火事見物が大好きだという人もいたという。


ある、質屋の若旦那の徳三郎。火事好きがこうじて、火消しになってしまった。


親父は後継ぎにと期待していたが、裏切られ、息子を勘当してしまった。


『あの馬鹿息子は…。』という愚痴ばかり。


ある日、質屋の近所で火事があった。お客から預かっている質草は蔵にしまってある。


延焼を防ぐため、番頭が、目塗りをしている。この番頭は高所恐怖所症。

あたふたするばかりで、いっこうに作業が進まない。そこへ、通りかかったのが、火事場に向かう徳三郎。

火はそこまで迫っている。

見かねた徳三郎。火事場へはいかず、作業を手伝った。


その甲斐あってか、延焼は免れた。


『若旦那、ありがとうございましたぁ。』


そこへ、両親が戻ってきた。


『若旦那が、手伝ってくれたお陰で、火事を免れました!』

番頭が涙ぐみながら報告をする。


『まぁまぁ、家にお上がりよ』

母親はうれしくてならない。

『いいや、勘当したやつを家にあげるわけにゃいかねぇ』

父親は、頑として聞かない。

寒空の下、ハッピ一枚で表にたっている息子に、

『じゃあ、着物でも…。』

『着物なんかやるこたぁねぇ。まぁ、捨てておけば、そのうち拾ってゆくだろう』

『では箪笥ごと捨てましょうか』

とおおはしゃぎ。

『紋付袴もつけましょう。』

『おまえ、そんな格好させて、どうすんだ。』


『火事のお陰であえたんですから、火元にお礼に行かせます』






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夏の暑い盛り、今日は、呉服問屋の旦那の誕生日、仲間内をよんで、宴会を開いていた。


各地の名産品がお祝いに届けられて、楽しく飲んでいると、


『あれ、旦那!今日は熊さんは呼んでないのかい?』


『ああ、熊のやつぁ、食いもんになんでもケチつけやがるからな、気分が悪くていけねぇ』


『そうですねぇ。あいつは、食通ぶりやがって、やれ、どこそこのあれの方がうまかったなどといいやがる』


自称、食通の熊さんは『世の中の食い物はみんな食べたさ』が口癖だ。


そこでなんとか、熊さんをへこませようと、皆で考えた。宴会が急に会議になってしまった。


『よーし名案が浮かんだ』 知恵袋の徳さんが手を挙げた。


『なになに、・・・・・  そりゃーいい案だ、よし早速準備だ!』


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しばらくして、熊さん登場。


『へへ、皆さんおそろいで。ちょいとおじゃましやすよ。』


『まあ1杯やんなよ。灘からいい酒がきたんだ。』


『どれどれ・・・。んーまあまあだな。香りがちょいと弱いな。』


といつもの調子で、運ばれてくる料理にケチをつけはじめた。そこで旦那が、


『そうそう、今日な韓国の友人から、"とんちんたん"というものが届いたんだが。


 なんでも、韓国のお偉いさんしか食べれないたいそうな品だそうだが、


 食べ方がわからないんだ。さすがの熊さんも知らないよねぇ?』


知らない とは絶対に言わない、という徳さんの読みどおり、


『あー"とんちんたん"ね、知ってるさ!… あ、ありゃーご飯にかけると最高にうまいんだよなぁ』


『さすが熊さんだ。おーい。ご飯と "とんちんたん" もっておいで!』


"とんちんたん" なんて存在しない。腐った豆腐に、塩辛をあえたものだ。発酵具合がたまらない。


見た目はとても "珍味" 


『やはり夏場には最高だよね。お茶づけにしてもうまいんだけどな。どれどれ… !!!


『どんなお味なんだい?


『し、しおからに近けぇけど、もっと深いお味だね。』


『あれ、残すのかい?』


『いやーもったいねぇから、家に帰ってお茶漬けにしようと思ってさ。』


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むかしむかしのことじゃった。

領内の殿様の命令で、『60歳以上の老人は山へ置いていくように』

という命令がでた。

飢饉や食料事情の悪い地域では実際にあったそうです。


とっても親孝行の男がいた。『おっかーを捨てることなんてできねー』

でも殿様の命令は絶対。村の仲間にも迷惑が掛かる。(村社会:連帯責任・村八分など)

小さい息子と妻を養っていかねばならない。余分な食料はない。


母も『この子達のためにも、私は姥捨て山に行く。』といって、自分で足を切り落としてしまった。

こうなっては、連れて行くより仕方ない。ということになり、母を背負い、息子と三人で山へむかった。



山奥深くはいり、目的地にたどり着いた。

『じゃあ、おっかー、達者でな。』


母を背負ってきた、背負い道具をどうする?『置いていく?』と幼い息子に聞いてみた。すると


『持ってかえるべ。おっとうをここにつれてくる時、必要だ。』



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颯爽と馬で駆ける将軍さま(松平健)を想像してください。(暴れん坊将軍のオープニング)

その後ろから必死でついて行く、家来(明石家さんま)を想像してください。

江戸のお城から、目黒にさしかかった、ちょうどお昼時。どこからともなく、さんまが焼ける匂いが・・・。男前の将軍さまもも鼻をヒクヒク、よだれが…。

『なんの匂いじゃ?』

『さんまを焼いているのでございましょう』

『よし、わしはさんまとやらを食べてみたい』

『将軍さまの召し上がるようなものではおまへん』

『かまわん!』

秋の味覚といえばさんま。さんざん走って、腹が減っている上、たっぷり脂がのっている。

『これは、うまいぞ!こんなうまいものがあったとは…。』

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それから、将軍さまは夜な夜な、さんまの夢をみては、よだれで枕を濡らしていたそうです。

我慢の限界…。ついに目は血走り、つりあがり、

『さんまが食いたい!今すぐ持ってまいれ!』

すぐさま、築地にお買い物。新鮮なさんまを求めたが…。季節は夏。

『去年食べたさんまの方が断然うまかった…。』

『やはり、さんまは目黒に限るな』 

それを見ていた家来。知り合いの商人に『日本一のさんま』を注文した。

ちょうど季節は秋。脂がのった目黒のさんまに負けないりっぱなさんま。

『将軍さま、こちらのさんまをお召し上がりください』

『…この味だ!! よくも探してくれたな。』

涙を流し喜んだという…。

そしてこのさんまのおかげで、この家来はたいそう出世したそうな。

『さんまのおかげやで。』


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