これも有名なはなしですが…。
左官屋の金さんが3両入ったサイフを拾います。
落とし主は、知り合い大工の熊さん。
正直者の金さんは、熊さんに届けに行きます。
しかし、熊さんも江戸っ子。
「1度落とした金はうけとれねぇ。それはうけとれねぇ」
なんて言います。
そんなこんなで、言い争いになってしまいます。そこへ大家が仲裁に入りますが…。
まったく聞く耳なし。
収集がつかないので、奉行所にいくことになってしまいます。
時の奉行は、テレビでもおなじみ、大岡越前守。
でも、なんとも平和な事件ですね。
双方の言い分を聞き終えると、
「二人とも、正直でよろしい。では、その3両いったんワシがあずかろう。その上ワシがこれに、1両を加え、お互い2両づつ分けるが良い。これで3者とも1両の損じゃな。」
これがかの有名な大岡裁き。
2人の正直さに感激した、大岡はご飯をご馳走する。めったにない、ご馳走に2人は。
「うめぇ、うめぇ」
とすごい勢いで食べ始めました。
「食べ過ぎるなよ!!」
と、大岡が言うと…。
「えへへ、多かあ(大岡)食わねえ。たった一膳(越前)」
|
桂小金治(1)「三方一両損」「禁酒番屋」
桂小金治 ソニーミュージックエンタテインメント 2004-10-20 by G-Tools |







