昔、テレビ局でディレクターをしてたことがあります。新人研修で、文化庁芸術祭で受賞する番組を制作しているような名物プロデューサーのお話しをきくことがありました。


その方は、若い頃、暴力団の組長に直接インタビューして、暴力団のドキュメンタリーをも制作しました。プロデューサーになってからは若手ディレクターと組んでナチスに加担したことがある人のドキュメンタリーを制作し国際的な評価を得たりと、華々しい方でした。


新人からの質問で、どうしたら凄いドキュメンタリーを撮れるようになるか?という質問がでました。
答えは、「本を読みなさい」。


「えっ、普通すぎる!」「この人は、気を衒って普通のことを言っている。ウソに近い。」と私は心のなかで呟いてました。


それから8年ほど、いろんな番組制作をしました。その後、退職し過ごすなかで、「あれはウソじゃなかった。」と後悔することになります。


凄い人は、普通のことを言う。


そんな訳で、私も「先生」から言われた単純で普通のことをすることにしました。

私の「先生」は、何人かいらっしゃるのですが、栄養両方というか健康分野というか、そう言った分野では西の横綱と呼ばれる「先生」と出会うことができました。今年2月から、先生の影響で、毎朝、もしくは日中にお散歩を始めました。


歩くのにちょうどいい距離にあったのは「神社」です。

引っ越して20年近くなるのに、近所の神社について知らないことがいっぱいあったんだなぁと、驚いております。
8月にお不動産のお祭りがあり、森のなかに丸い提灯に火が灯されること。
雨の日の境内の表情。
入口の水場のビー玉の中には、透明な大玉が隠れていました。

些細なことなんですが、こんな発見があるので、こんなコロナ禍の毎日ですが、ホホーッと感心しながら過ごせています。

ここまで、お読み下さり有難うございました。
またお会いできますように。

#日々の発見
#普通で単純なこと

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