唐突ですが、明日はぼくの誕生日です。いい歳になりました。
実際この年齢になると、え?と思うのです。最近時々夢から覚めると、自分が何歳か認識するまで時間がかかるようになりました。古くなったパソコンの起動が少し時間がかかるように。
人生の折り返し点はとうに過ぎた。ぼくの世代は氷河期世代といわれるけど、この氷河期世代の悲劇は一体何かというと、それまでに普通にできていたことが出来ないことだと思う。
例えば正社員として働くとか。結婚するとか。子どもが生まれるとか。家や車を買うとか。あとは、歳を重ねてちょっといいホテルに泊まったり、少しの距離をタクシーに乗ったり、承認でしょうか。例えば職場で「えらい!君のおかげで」なんていわれるような。
経験を積まないまま時間がいたずらに過ぎ、いつまでも子どものままでいるというか。それは決して無邪気で幸せなことではなく、ゆるい柔らかい呪いをかけられているような気がするのです。
一方で、ぼくたちはその呪いをうまくかけ返していて、少子化をはじめとする諸問題はもはや手が付けられない状況になり、半ば自由落下を始めている気がします。
ジェットコースターが頂点で、ふわりと一瞬静止しこれから急速に下りゆく直前が今だと思うのですが、こういう成果物を見ると、思っていたほどいいことも起こらなかったけど、子どものころやりたかったこと、かなえたかった夢はかなっているなと思うのです。
さて、内容は在日コリアンを中心とする特別永住者の生活の中の見えにくい差別について。住宅、口座開設、役所の手続き…。え?こんなことがという話ばかり。
ぜひご高覧ください。
