4日間の休日 | 38度線の北側でのできごと

38度線の北側でのできごと

38度線の北側の国でのお話を書きます

「あなたはそのままでいいんだよ」。ということばが怖い。

 

 社会で批判されるか黙殺されるかの人生を長く送って来るとなおさら。泡沫候補が供託金没収を逃れ、あろうことか当選までしてしまう。それくらいのこと。

 

 特に職場。プライベートはまだマシなんだ。

 

 数値もそこそこ。営業成績もノルマ超過。ストレスで心身がやられて勤怠があちゃーというだけで、望外の評価を貰う。

 

 仕事ぶりも。

 

 それを望外に評価してくれる年上の同僚の出現に、ぼくは少し戸惑っているのだ。

 

 幸いなことにその同僚とはあまり会うことがないのだけど、2回程食事をした。

 

 面映ゆい。

 

 幸いなことに、いくつか会社を移る中で繋がりが続く同僚がいる。そんな同僚とご飯を食べて来た先週。妻がいなかったので。4日間のうち2日間を、ぼくは同僚と食事をして過ごした。

 

 ひどい貧血だったのだけど、同僚と食べたジンギスカンのおかげで、世界が明るく見えた。

 

 再び日本は、コロナの渦に飲まれようとしている。ジンギスカンを食べた同僚とも、また会えなくなるのかも知れない。

 

 掌が最近小さくなった気がする。持てるカードの数が明らかに少なくなった。人間関係のカードを幾枚か捨てたが、ぼくの掌には意外と数が残っている気がする。

 

 そんなことを思った、ジンギスカンを食べた日の翌朝。貧血が治ると世界はとても明るく見えた。