企画意図をつらつらと。 | 38度線の北側でのできごと

38度線の北側でのできごと

38度線の北側の国でのお話を書きます

 康保険の手続きをしに区役所に顔を出した。地下鉄に乗ってからマスクをし忘れたことに焦り、帰ってから、普段テキトーなぼくにしては珍しく手を律儀に臆病に石鹸で洗い、うがいまでガラガラとした。

 

 昼の職場は研修が続く。1日でも休めば大変なことになる。

 

 昼寝をして起きたら5時過ぎ。洗面所とトイレを掃除して鯖を焼く。1匹の半身。フライパンで焼くと脂が出て美味しい。大根おろしと醤油でシンプルに。エリンギもバターで焼いてほうれん草も。

 

 通勤経路が変わり、重宝していたスーパーに帰り道寄れなくなった。いなだの大きな刺身の塊が299円(税抜)。4月からぼくの家の刺身率は結構高かった。刺身は減るけれど通勤定期に月200円ほど足して隣駅までにして、隣駅にある八百屋さんで野菜の値段から家計を圧縮することにした。ほうれん草とエリンギは、その店の戦利品。

 

 明日は都内でも雪が降るという。雪が降る前に、買いだしておかないと。

 

 夕食を食べてから約1時間半机に向かう。ようやく単行本向けの企画意図執筆にとりかかる。単行本の章立て資料とは別に、編集者の方に渡すためのもの。これがあれば、企画会議でも戦いやすいはず。今日渡しますとかメールしておいて、その日の夜に書くとか…。すみません。連休明けにはお渡ししますと謝りながら書き始めた。

 

 ぼくの中での書きたいことも整理されて行く。何をぼくはこの本で書き、伝えたいのだろう。そのあたりは既に編集者さんにも話した気がするのだけれど、再び書く。

 

 気持ちいい。自分の筆が乗っている時の気分。レジュメやパワポを詰めて行く時の心地よい時間。

 

 結果、校正と体裁の整えは必要だけれど書きあがった。妻が鯖を絶賛していた。半身×2で199円の青森県の鯖。ふらふらと沖縄から上京してくる方との面会のための店を抑えたら、明日ではなく日曜日ということに気づいた23時。1時間半で約4800字、原稿用紙12枚。

 

 昼寝をしたのに、猛烈な眠さが襲って来る。生のままファイルを渡すのは危険。編集者さんに猶予をお願いするメールを送り、整腸剤を飲み、ぼくは早めに床につこうと考えている。

 

 久しぶりにがっつり書いた充実した気分。さあ、シャワーを浴びよう。